数学には「なかば証明された」命題とか、「ほとんど証明された」命題というものはないし、また、あり得ない。論拠が完全に基準にかなっていて、証明されるべき命題の正しさについて議論の余地がないか、もしくは、論拠がまったく賭けているか、のどちらかなのである。