「運命」に頼る人は出来事を待ち、「自己の力」を信ずる人は自ら事を起こさなければならない。前者は床の中に横たわって、遺産通知をもらうのを待ち、後者は人より早く起きて、子孫に遺す遺産を作るために活動の槌(つち)をふるう。