娯楽と気晴らしは一層刺激的となり、麻痺剤のような役割をしている。しかも何びとも、決して心から楽しんでいない。心からの気晴らしなど存在しない。気晴らしを求めつつ、一層大きな空虚感に襲われているのではなかろうか。