一旦それ(=ボランティア活動を微に入り細にわたってやること)を始めると、善をおこなうことがどんなに難しいことであるかが分かることであろう。自分では善と思っていても、本当はどうなのか分からないと思えてくる。そうなってくると、善人に共通する不愉快な傲慢さが少しずつ消えてくる。善とか悪とかいうことよりも、自分の好きなことをさせて頂いている、ということが実感されてくる。