心理療法を受けに来る子どもで難しいのは、“扱いやすい子でした”という場合です。ひょっとしたら、子どもは信号を出していたのに親が気づいていなくて、それで扱いやすいと思っていたのかもしれない。あるいは、親が気づかないので、だんだん出さなくなってきたのかもしれないわけです。