自分の不安を認めた瞬間、これまで「あいつが悪いんだ」と攻撃の対象にしてきた外的の怪物は幻のように消えてしまい、その怪物は実は自分の心の中に住んでいましたとさ、というブラックなおとぎ話のような結末が待っている。