小説家でもエッセイストでも作詞家でも、とにかくプロの物書きになれる人は、まず自分自身を俯瞰で見つめることが出来る人だと思います。自分が可哀想と思った時点で物語は終わる。ネタも尽きる。書き続けられるのは、自分自身の心でさえも他人のもののように扱える人だけだと思う。