一貫した生命の流れには、元来始も中も終もない。今日在るところのものは、かつて在ったものから来ており、将来あるべきものは、今日あるものに起因するであろう。そこには出発点も休止点もなく、生命は生命より生れ、また永遠に生命を生んでゆく。それが生命のなすべきところであり、なさんと努めるところである。