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畑村洋太郎

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畑村洋太郎は、日本の工学者、東京大学名誉教授である。1959年に東京都立戸山高等学校を卒業後、東京大学工学部機械工学科を卒業し、1966年に修士号を取得。株式会社日立製作所を経て、東京大学で教授を務めた。特に「失敗学」の分野において重要な研究を行い、経営分野における「失敗学」などにも研究領域を広げた。2021年には、瑞宝中綬章を受章するなど、研究、教育功績が認められている。

ものごとを進める際には、失敗した場合から発想し、そのために何をなすべきかという考え方が大事だと思うのです。
失敗が起こったとき、人々はとても注意し、その事に関心を寄せる。しかし時間が過ぎるほど、失敗に関心を払わなくなり、忘れていく。同時に、失敗に対する無関心と傲慢さが増えていく。
安全な道が一番危険な道になる。
失敗には、許される失敗と許されない失敗がある。許されるのは、新たなことにチャレンジした失敗。許されないのは、不作為の失敗。やるべきことをやらなかった失敗。
無知による失敗を怖れるあまり、行動することなく調査や勉強ばかりに力を注いでいると、失敗によって失うものより、さらに大事なやる気と時間を失うことになります。
失敗は伝わらない。
人生の充実度は、失敗の扱いで決まる
放っておくと、失敗は成長する。
失敗のある人生は長く、失敗のない人生は短い。