あきらめてはいけない。最後のひと押しが、成否を決めるのだ。人生は紙一重だ。こちらが根負けしかかったとき、相手はこちらに根負けしかかっているのだ。
私がイバラの道を切り拓いてこれた根底をなすものは、いっさいの劣等感を捨て去ったこと、困難を克服するためにけっして絶望のとりこにならなかったことである。
いかなる逆境、悲運にあっても、希望だけは失ってはならない。
人の行く裏に道あり、その道に徹すれば、必ず道は開ける。
人生というものは、たとえいかなる逆境、悲運に遭遇しても、希望さえ失わなければ、まったく消えてしまうものではない。
不退転の忍耐と努力が、私を今日まで押し進めてきたのである。
書いたものより口約束こそは守れ。嘘をついてはいけない。