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ジェームズ・ラッセル・ローウェル

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ジェイムズ・ラッセル・ローウェルは、19世紀アメリカの最初のロマン主義詩人であると同時に、批評家、編集者、外交官として活動した。1838年にハーバード製大学から卒業し、1841年に最初の詩集を出版し、1844年にマリア・ホワイトと結婚した。ローウェルは19世紀の前半、炉辺の詩人として知られたニューイングランドの詩人集団に参加し、伝統的な形態と韻律を用いた詩を創作した。その後、奴隷制度廃止運動に関わるようになった。

災いはナイフのようなものだ。その刃をにぎるか柄をつかむかで、私たちの役に立ったり、私たちを傷つけたりする。
今は一年の高潮のとき、引き潮で攫(さら)われた人生の一部は、楽しげな泡の満ち潮とともに戻ってくる。
真の富は素晴らしいものである。というのは、それが力を意味し、閑暇を意味し、自由を意味するからである。
失敗することは罪ではない。低い目標を持つことが罪なのだ。
懐疑心は多くの歓びを奪い、しかも何も返してくれない。
社会が個性に健全なように、孤独は空想に必要である。
青年に欠点があるとしても、それはやがてなくなってしまうものである。
愚者と死者だけは、決して己の意見を変えない。
運・不運はナイフのようなものだ。その刃を握るか、柄を握るかで、我々を傷つけたり、我々の役に立ったりする。
失敗は恥ずかしくないが、志の低いことが恥ずべきことなのだ。
明朗になろう。耐え切れぬほどひどい不幸など、あり得ないのだから。
民主主義は、いかなる人にも己自身の抑圧者となる権利を与える。
妥協──いっときの雨をしのぐ傘としては役に立つが、屋根としてはお粗末なもの。
歴史とは、明確にされた経験である。
(世界と)正しく向き合う者にとって、世界は日々生まれ変わっている。