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ハイデッガー

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マルティン・ハイデッガーは、20世紀大陸哲学の潮流における最も重要な哲学者の一人とされるドイツの哲学者である。彼の最も重要な哲学的成果は、『存在と時間』であり、そこで彼は「存在の問い(die Seinsfrage)」を新しく打ち立てる事に努力した。その他にも、キリスト教神学の研究、フッサールの他、ライプニッツ、カント、ヘーゲルなどのドイツ観念論やキェルケゴールやニーチェらの実存主義、アリストテレスやヘラクレイトスなどの古代ギリシア哲学の解釈などの多岐に渡る成果がある。またヘルダーリンやトラークルの詩についての研究でも知られている。

存在者の存在に応えて語ることが、哲学である。
人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣(つか)えない。死というものを自覚できるかどうかが、自分の可能性を見つめて生きる生き方につながる。
単純なものこそ、変わらないもの、偉大なるものの謎を宿している。
人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、生きているということを実感することもできない。
人間は根源的に時間的存在である。
経験を積んだ人は、物事がこうであるという事を知っているが、なぜそうであるかということを知らない。
良心は、ただただ常に沈黙という形で語る。