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ニコラウス・クサヌス

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1401年にドイツのモーゼル河畔港町クースに生まれた、博学者であるニコラウス・クザーヌスは、ハイデルベルク大学で自由学科を学んだ後、ヨーロッパの多くの学会に行きながら本を読んだり、写本発見家としても名を知られるようになりました。1430年司祭に叙階された彼は、バーゼル公会議(フィレンツェ公会議)に出席し、信仰の統一を求める動きに力を注いだりしました。1464年に亡くなりました。

地上に住む全ての人々を全て知っているわけでもないのだから、誰が世界中で他の者よりも優れているのかということなどわからないのである。ただ一人を完全に認識する、ということですら難しいのだ。
物事の記号的なイメージが、数である。
数は理性によって知覚されるすべての事柄のもとである。