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ピエール・シャロン

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ピエール・シャロンはフランスの聖職者であり、王妃マルグリット・ド・ヴァロワの仕えた「フランス随一の説教家」ともいわれた。1601年に刊行した『知恵について』(De la Sagesse)で知られる。ミシェル・ド・モンテーニュの親友であり、パリ生まれである。

すべての賢者の学説が示すところによれば、よく生きるとは自然に従って生きることであり、この世の最高善は自然に合致することであり、自然を案内者とし女主人としてそれに従う限り、我々はあやまつことがないであろう。
これら(=以下)の点の一つを欠いても賢者とはいわれない。(中略)自己認識、明晰で雅量のある精神的自由、自然に従うこと、真の満足、それらは賢者以外のどこにも見出され得ない。
人間の真の学問、真の研究、それは人間である。