セオドア・ルーズベルト
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セオドア・ルーズベルトは米国第26代大統領として知られています。若き日は体力の弱い虚弱な子供でしたが、博物学などの勉強をしていきました。共和党全国委員会を会長に務め、政策制定に積極的に関与しました。大統領就任以前、市、州、連邦政府での要職に就いていました。勇敢な戦争実績を持ち、自然主義者としても名を成しました。
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将来、大人物を目指す若者や、死後なんらかの点で大人物に数えられたいと願う若者は、単に数知れぬ障害を克服する決心をするだけでは駄目だ。数知れぬ拒絶と敗北に出会っても、障害を克服してみせる決心が必要である。
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初めて戦場に出るのは、誰でも恐ろしいものだが、取るべき道はただ一つ、戦闘など全然こわくないといった顔で立ち向かうことだ。この態度を常にとり続けていると、見せかけでなく、本当に度胸がすわってくる。恐怖を知らぬ態度を繰り返しているうちに、いつの間にか本当に恐怖を感じなくなり、度胸のある人間になるのだ。
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賞賛に値するのは、実際に行動した人物であり、汗と血でまみれ、勇敢に戦い、何度も間違いを犯して成功にまで手が届かなかった人物であり、熱意をもって身を捧げ、有意義な目標に向かって全精力を使い、たとえ失敗したとはいえ果敢に挑戦した人物である。その人物は、勝利も敗北も知らない臆病者たちとは一線を画している。
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失敗することがあっても、大きなことに取り組んで栄誉ある勝利を獲得するほうが、たいした苦労もない代わりにたいした喜びもない臆病者の群れに加わるより、はるかにいい。臆病者は、勝利も知らなければ、敗北も知らない灰色の生活を送っているのだから。