ツルゲーネフ
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19世紀ロシア文学を代表する文豪であるイワン・セルゲーエヴィチ・ツルゲーネフは1818年11月9日(ユリウス暦:10月28日)にロシア帝国の貴族としてロシア中部オリョールに生まれました。15歳でモスクワ大学教育学部に入学、1年後、ペテルブルク大学哲学部に転じました。デカブリストの乱において北方結社を設立したN.I.ツルゲーネフも同じ一族でした。1838年から1841年の間、ペテルブルク大学で哲学、歴史、文学、法学などを勉強し、1842年に学士を取得しました。
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死神というのは、魚を網で捕らえて、しばらくの間水中に生かしておく漁師のようなものである。なぜなら、魚はまだ水中で泳いではいるものの、網の中であることに変わりはなく、漁師は、もうそろそろ頃合いだと思ったら、何の容赦もなく網を引き寄せて、魚をとってしまうからである。
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幸福には、明日(あす)という日はありません。昨日という日もありません。幸福は、過去のことを記憶してもいなければ、将来のことも考えません。幸福には、現在があるだけです。今日という日ではなく、ただいまのこの瞬間があるだけです。