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ダン・ケネディ

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レスター・ワンダーマンが1961年に提唱した、標的消費者からの直接反応を獲得してリレーションシップを構築するマーケティングの方法である。イメージ広告よりもセールス色が強く、コミュニケーションツールとしての技術が重視される。

獲得したい顧客に狙いを定めて宣伝する。自分の理想の顧客を知って、そうした顧客にターゲットを絞り、それ以外の顧客はあえて遠ざける。
給料を2倍にしたいと本気に思っているなら、答えは簡単である。自分の価値を3倍にするための行動をとればいいのだ。
(ビジネスの)最初のうちは、持てる限りの経験とノウハウを安全確実で手堅いものにつぎ込んで、投資した資金が確実に4倍になって戻ってくるようにした方がいい。
重要なのは商品ではない。商品にまつわる「物語」なのだ。私たちは同じような商品を飽きるほど見せられている。だから商品だけ見せられても興味はわかない。
自分の知識や専門技能をタダでくれてやろうなどと、決して考えてはいけない。ビジネスの世界では、自分のアイデアや情報や利益を守るために、そして自分の知識と専門技能に対して少しでも高い料金を得るために、最大限の努力をしなければならない。
いくらセールスのテクニックを磨いたところで、しょせんセールスは数をこなした者が勝つ。「ノー」にさっさと見切りをつけられれば、おのずと獲得する「イエス」の数は増える。
資金がないと金を儲けられないという人は、たとえ資金があっても儲けることができない。だから、もし誰かを資金援助するなら、元手がなくてもやっていけると証明した人にした方がいい。
どんなビジネスに携わる人も、自分のビジネスに最も適した顧客を選び、そうでない顧客を避けた方がいい。
有能なセールスマンは、なるべく早く「イエス」か「ノー」の答えを引き出して、見込みのない相手にはさっさと見切りをつける。はっきり「ノー」だとわかれば、それ以上その相手に時間とエネルギーをつぎ込まずに次の相手に向かうことができる。
起業家として成功を収めるためには、優れたビジョンと野心、面の皮の厚さ、失敗しても落ち込まない精神力、全員を敵に回すことを恐れない気持ちが必要だ。
成功を収めた人のほとんどは、天性の素質などまったくもっていなかった。それに、そういう素質に恵まれている人たちも、その才能を開花させるためにはたゆまぬ努力が必要なのだ。
根拠のない楽観主義をかたくなに持ち続けることは愚行以外のなにものでもない。
大きな成功を収めるためには天性の素質がなくてはならないと信じ込むことで、自分の可能性を大幅に狭めている人は少なくない。
どんなマーケティング上の目標を追求するにせよ、どんなビジネスを興すつもりにせよ、どんな個人的願望を実現したいにせよ、どこかに必ず成功したお手本がある。注意深く研究すれば、誰でもそこから山ほどヒントを引き出せる。
アイデアは、それを実用化し、市場に投入し、セールスとマーケティングを行うなど、骨の折れる努力をたくさんやってはじめて価値が出る。発明によって財を成した人の大半は、そうした作業を自分でやり続け、そのアイデアを核にビジネスを築いている
大きな成功を収めている人は、リスクを無視して先を急ぐ。ほとんどの人は、必要以上にゆっくりしすぎている。
セールスや交渉の場面では、ローテクがハイテクに圧勝する。
いつだって、売込みによって成功した人たちを 最もうるさく激しく批判するのは、自分では売込みをしようとしない人たちである。
途中でやめた人間だと言われることを恐れてはいけない。目標を変えて方向転換するのは恥ずべきことではない。むしろ、やみくもな忍耐と継続は愚かと言うほかない。
せっかくのアイデアを価値あるものにするためには、作業服に着替えて袖をまくりあげ、クリエイティブでない退屈な仕事もたくさんやらなければならない。
もしあなたが革命的なアイデアを持っているなら、頭の中で考えているだけでなく行動しなくてはダメだ。
私たちが興味を持つのは、(商品にまつわる)魅力のある「物語」とドラマチックな商品説明、権威のあるお墨付き、有名人の推薦の言葉、消費者の体験談、ユニークなネーミングがそろっている場合だ。商品(自体の特徴や魅力)は二の次なのだ。
試してみてダメだったら、別の方法を試してみること。自分の望む方向に導いてくれるものを探そう。
反感を買うことを恐れてはいけない。胸に抱く野望が大きければ、それだけ反感を買う可能性も大きくなる。どの程度有意義なことをなし遂げられるかは、どの程度他人を怒らせる勇気があるかに比例する。
従業員は熟考し精査し、ゆっくり雇うこと。解雇する時はためらわず、素早くクビにすること。
誰にでも起業家が向いているわけではない。どうだろう?そんな人間にはなりたくないと思う人もいるのではないか。
私はこれまで、それが何であっても「やり方がわからないから、始めるのをよそう」と思ったことは一度もない。
ミスを許さない姿勢は失敗を隠す体質を生む。そうした環境では、失敗や問題がずっと隠されたままになり、ようやく表面化した時にはもう取り返しがつかない場合が多い。
ミスを許さない姿勢はイノベーションをつぶしてしまう。
いまの仕事が面白くなければ、さっさと足を洗うことを考えた方がいい。なにしろ、私たちの眠っていない時間の半分、そして人生の40年間は仕事に費やされるのだ。仕事を通じて自尊心や充足感を得られないのであれば、別の仕事を探した方がいい。
プロジェクトの計画と実行を同時に進める。完璧を期すのではなく、ときには質を犠牲にしても、とりあえず製品を送り出すことを優先する場合も多い。欠点の矯正や微調整は市場にデビューさせたあとですればいい。
アドバイスやアイデア、情報、サービスをタダでもらってしまうと、人はそれを十分に生かせない。きちんと金を請求した方が相手のためでもあるのだ。
新しい革袋に、古いぶどう酒を入れることにより莫大な利益が生まれているのが実態だ。