糸井重里
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糸井重里は、日本のコピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家であり、株式会社ほぼ日代表取締役社長、フィールズ株式会社社外取締役でもある。群馬県立前橋高等学校を卒業し、バンドを組みたくなり、10台のオルガンやピアノを販売するなど、稼ぐためのサイドワークをした。有名人である樋口可南子の妻でもある。
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みんな、夢というのを設計図だと思い込んでいる。でも設計図なんて描(えが)けっこない。知識がないんだから。空を飛びたいなって思った時に、飛行機の設計図はかけない。だったらまず、「空を飛びたいってなんで思ったのか?」と問いかける自分が作れるかどうかが大事。「本気か?」と問いかけたときに「嘘だった」と気づくと、ほんとに面白くなる。夢よりも、今いる位置での問いかけのほうが、やれることも、イメージできることも増やしてくれる。
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「こいつといっしょに、幸せになろう」とか、「こいつに幸せにしてもらおう」というよりも、「こいつとだったら不幸になっても後悔しない」という相手とめぐりあえたら、最高なんじゃないかなぁ。これは、一見ネガティブな考えに思えるかもしれないけど、いちばん強い絆なんじゃないかなぁ。
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自分のやっていることに「飽きる」というのは力なんだと!うまくできていることにさえ飽きるから、こそ、失敗さえも覚悟して冒険に飛び込んでいけるわけです。「飽き力」が、生き生きした日々をつくるんじゃないか、と。