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スタール夫人

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1766年4月22日にフランスで生まれたアンヌ・ルイーズ・ジェルメーヌ・ド・スタールは、フランスの批評家、小説家として政治思想や文芸評論を行い、ナポレオンと対立を続けた。スイス人の政治家・財政家の娘として生まれ、幼少時から両親の教育を受ける。フェミニズムの先駆者の1人でもある。

人の心は絶えず進歩しているが、それは環旋状だ。
人生は時には難破船としか思えないことがあるが、その破片が友情や栄光や恋愛である。我々の生存中に流れる時間という岸は、これらの遺棄物でいっぱいである。
恋愛は男の生涯ではひとつの挿話にすぎないが、女の生涯では歴史そのものである。
私は男でなくて良かった。なぜなら、女と結婚しなければならないからだ。
人間を知れば知るほど、私は犬が好きになってくる。
書くための第一条件は、強烈な感じ方である。
天才に性別などない。
苦悩は幸福になる能力の、一つの要素である。
我々の英知が深くなるにつれて、いっそう寛大になる。
他国を見れば見るほど、私はいよいよ私の祖国を愛する。
すべてを納得すれば、心はきわめて寛大になる。