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ウマル・ハイヤーム

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ウマル・ハイヤームは、セルジューク朝期のイラン出身の学者・詩人で、イラン・イスラーム文化の代表者である。数学・天文学に通じた学者としてセルジューク朝のスルターンであるマリク・シャーに招聘され、メルヴの天文台で暦法改正にたずさわり、現在のイラン暦の元となるジャラーリー暦を作成した。

人生は、日々を嘆きのうちに過ごすような人にはもったいない。
酒を飲め、こう悲しみの多い人生は、眠るか酔うかして過ごしたほうが良かろう!
よべ 酒充ちて我ハートは喜びに充ちけさ さめて只(ただ)に荒涼いぶかし 一夜(ひとよ)さの中様変りたる此(この)気分よ
幾何学の原理は、あらゆる数学の原理である。
明日には 私も偽善の旗を 降ろすとしよう半白の髪を 葡萄(ぶどう)の酒に 捧げようぞ私の人生の時も はや七十いま自ら愉(たの)しまずしていったい いつ愉しむのだ?
数とは何かというと、数はすべての物体から人の理性によって抽出されたものであり、物の中にあるのではない。なぜなら、数とは、個々の物体にない、思弁的で一般性を持った何かだからである。
無駄な御祈りなんか止(よ)せったら涙を誘うものなんか かなぐりすてろまア一杯いこう 好いことばかり思出してよけいな心づかいなんか忘れっちまいな
至る処(ところ)に 至高の力を感じあらゆる国にあらゆる民族に同一の人間性を発見する我は異端者なりとかや
花と酒、君も浮かれる春の季節に、楽しめ一瞬(ひととき)を、それこそ真の人生だ!
正義は人生の指針たりとや?さらば血に塗られたる戦場に暗殺者の切尖(きっさき)に何の正義か宿れるや?
悲しみ疲れたるハートに希望を持ち来(きた)すは、ただ微醺(びくん)をもたらす玉杯なれ。
酒を飲め、それこそ永遠の生命だ、また青春の唯一の効果(しるし)だ。
限りなき空の広さも虚無である。地上のすべての形も虚無である。さあ楽しもうよ、生と死の谷間の宿にいる身だもの。ああこの一瞬の命すら虚無なのだ。
いずこに指導原理ありや?いかなる叡智(えいち)の光ありや?美(うる)わしくも怖(おそろ)しきは浮世なれかよわき人の子は背負切れぬ荷をば負わされ
みんな聖経をよみ違えてんのよでなきゃ常識も智慧(ちえ)もないのよ生身(いきみ)の喜びを禁じたり 酒を止めたりいいわ ムスタッファ わたしそんなの 大嫌い
数学と言われる哲学の一分科は、すべての分科のうちで、表示と証明の観点から最もわかりやすい。この分科は、我々に弾力ある態度を教え、理解力を強め、あいまいな言い方を嫌う習慣を身につけさせる。
溶けたルビーのように、グラスの中で酒の波が輝いている。それを持って来てくれ。その光によって私の暗い精神が明るむように。