大山梅雄
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日本の実業家である早川種三は、宮城県宮城郡七郷村南小泉(現仙台市)において、早川智寛・長子夫妻の子として生まれた。慶應義塾大学在学中は茶屋遊びをはじめとする放蕩生活で遺産を蕩尽したが、10年を要して卒業した。20歳の時に父が財産分けしてくれた30万円を10年間にほぼ使い果たした。登山やスキーに熱中し、1925年にカナダ・アルバータ山への登山隊にも参加した。戦後数々の大型倒産において管財人として企業再建に取り組み、「会社再建の神様」と呼ばれている。'
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私はつぶれかかった会社を再建しに行く時は、(部下を)おおぜい連れて行かない。基本的には単身で乗り込むことにしている。その理由は、つぶれかかった会社でも、全部が全部、素質のないダメな社員ばかりとは言えないからだ。将棋では手持ちに“金”がなくても、うまく相手の“歩”を取って張ると“ト金”にすることができるが、それと同じである。
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花が咲いているとき、つまり、羽振りがいいとか、利用価値のあるときには、ちやほやと寄ってくる。親切にしてくれるし、遊んでいても実に楽しい。で、つい「親友」だと思ってしまうんだな、みんな。ところが、いったん失敗したりして、花が散ってしまうと、いまのいままで「親友」面していたのが、てのひらを返したように冷たくなってしまう。利用価値がなくなれば、「サヨナラ」というわけだ。こういう人物をさして「花友」という。