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老子・孟子・荘子・荀子

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上善(じょうぜん)は水の如(ごと)し。水は善く万物を利して、而(しか)も争わず。
至誠(しせい)にして動かざる者は未(いま)だこれあらざるなり。
本を読んで、それを真に受けるだけなら、読まない方がいい。
善く人を用うる者はこれが下(した)となる。
聖人と我とは類を同じくする者なり。
大きなことを為す時は、まだ小さなうちに為せ。
仰いで天に愧(は)じず、俯(ふ)して地には(=立心偏に乍という漢字)じず。
青は藍(あい)より出(い)でて藍より青し。
あえて天下の先たらず。
禍は足るを知らざるより大なるはなし
優しい言葉をかければ、信頼が生まれる。相手の身になって考えれば、結びつきが生まれる。相手の身になって与えれば、愛が芽生える。
九層の台も累土(るいど)より起こり、千里の行(こう)も足下(そっか)より始まる。
小人の学は耳より入りて口より出ず。
大怨(たいえん)を和すれば、必ず余怨(よえん)あり。
正しい言葉は聞こえがよくなく、聞こえがよい言葉は正しくない。
人の本性は善なり。
もっとも立派な武器はもっとも大きな悪をなす。
勝に急にして敗を忘るるなかれ。
泥水も、そのままにしておくときれいな水になる。
その身を後にして身先んず。
足るを知れば辱(はずかし)められず、止まるを知ればあやうからず。
知る者は言わず、言う者は知らず。
人みな有用の用を知りて、無用の用を知るなきなり。
粘土をこねて作った器が役に立つのは、その器の中が空虚になっているからである。戸や窓の部分が開くように作った部屋が役に立つのは、戸や窓の空虚の所から出入りができるからである。
心を養うは寡欲(かよく)より善きはなし。
功成り名遂(と)げて身退(しりぞ)くは天の道なり。
知恵ありといえども、勢いに乗ずるに如(し)かず。
怨みに報いるに徳を以(も)ってす。
上に道揆(道理)なく、下に法守なし。
彼れも一時なり、此れも一時なり。
いかなる戦争にも正義はない。
自らねじれている人間が他人を真っすぐにできるなどとは、聞いたこともない。
冷たい手を温めようと吹く者もいれば、熱い湯を冷まそうと吹く者もいる。
源(みなもと)清ければ流れ清し。
人の患(うれ)いは、好んで人の師となるにあり。
魚を与えれば、一日食べていける。魚の取りかたを教えれば、一生食べていける。
人を知る者は智なり、自らを知る者は明なり。人に勝つ者は力なり、自らに勝つ者は勇なり。
君子の交わりは淡きこと水のごとく、小人(しょうじん)の交わりは甘きこと醴(あまざけ)のごとし。
道(みち)邇(ちか)しと雖(いえど)も行かざれば至らず。
窮するもまた楽しみ、通ずるもまた楽しむ。楽しむ所は窮通に非(あら)ざるなり。
為さざるなり、能(あた)わざるに非(あら)ざるなり。
本当の親切とは、親切にするなどとは考えもせずに行われるものだ。
駿馬(しゅんめ)は、一日に千里走ることができるが、鼠を捕まえることでは猫にはかなわない。
我を非として当う者は吾が師なり。
強い雨ほど長くは続かない。
天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疎(そ)にして失わず。
人必ず自ら侮(あなど)りて然(しか)る後(のち)に人之(これ)を侮る。
流言(りゅうげん)は智者に止まる。
死を軽んじて暴なるは、これ小人の勇なり。死を重んじ、義を持してたゆまざるは、これ君子の勇なり。
人生とは、その時々に自然に変化し、移りゆくものです。変化に抵抗してはなりません。それは悲しみを招くだけです。
天の時は地の利に如(し)かず、地の利は人の和に如かず。
我を非として当たる者は吾(わ)が師なり。我を是(ぜ)として当たる者は吾が友なり。
俯仰(ふぎょう)天地に愧(は)じず。
管(くだ)を用いて天をうかがい、錐(きり)を用いて地を指すなり。
子供心を失っていない者は、偉大である。
賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、人の前に立たんと欲すれば、人の後ろに身を置く。かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることなく、人の前に立てども、人の心は傷つくことがない。
柔らかいものや弱いものは、固いものや強いものに勝つ。
人に与えて、己いよいよ多し。
この世は無為(むい)である。人為(じんい)をやめ自然に任せるしかない
天は万物を生みて所有せず、育ててこれを支配せず。
学問は飛耳長目の道
つむじ風はひと朝と続かず、豪雨は一日と続かない。
人の性は悪にして、その善なるは偽なり。
天に従う者は存じ、天に逆らう者は亡(ほろ)ぶ。
人間は誰でも、他人の不幸を見過ごせない同情心がある。
勇にも大勇、小勇の区別あり。
ものごとをまだ種のうちに見抜けるなら、それを天才という。
誰かを深く愛せば、強さが生まれる。誰かに深く愛されれば、勇気が生まれる。
自ら知る者は人を怨まず。
志は、気の師なり。
ただ自分自身であることに満足し、比較したり競争することがないのであれば、すべての人が君を尊敬するだろう。
爾(なんじ)は、爾たり、我(われ)は我たり。
事は易(やす)きに在(あ)り、而(しか)るに諸(これ)を難(かた)きに求む。
治人有れども、治法無し。
私は人生を愛し、正義をも愛する。しかし、その両者をともに持つことはできぬとしたら、人生を放棄して、正義を選ぶであろう。
真言(しんげん)は美ならず、美言(びげん)は真ならず。(漢文)真言不美、美言不真
面と向かって人を誉めたがる奴は、また陰に回ると悪口を言いたがる。
自然には差別はなく、命は等しい。
聖人なる者は天地の美に基づきて万物の理に達する
人を愛しても親しまれないときには、自分の仁愛の心が足りないからではないかと反省するがよい。
自らその適を適とする。
自分を是(ただ)しいとしないから、きわだって見える。自分でほめないから成功し、誇らないからいつまでももちこたえる。
優しくなりなさい。そうすれば勇敢になれる。つつましくなりなさい。そうすれば広い心を持てる。人の前を行かないようにしなさい。そうすれば人を導く者になれる。
他人を知る者は利口だが、自分自身を知る者は聡明である。他人に勝つ者は強いが、自分自身に勝つ者は勇敢である。
学問との事業は井を掘るがごとし。泉に及ばざれば、井を棄つると同じ。
終身の楽しみありて一日の憂いなし。
主(あるじ)たる者ひそかに諫(いさ)めて公(おおやけ)にほめよ。
事は悔い無きに至りて止(や)み、成は必すべからず。
自らに勝つ者は強し。
飢えたるものは食を択(えら)ばず。
近きをもって、遠きを知る。
往(ゆ)く者は追わず、来(く)る者は拒まず。
道の道とすべきは、常の道とならず。
父母ともに存(そん)し、兄弟故(こ)なきは一の楽しみなり。仰(あお)いで天に愧(は)じず、俯(ふ)して地には(は(=立心偏に乍という漢字))じざるは二の楽しみなり。天下の英才を得てこれを教育するは三の楽しみなり。
つま立つ者は立たず。