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金八先生

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1980年から2011年まで32年間にわたってTBS系で放送されていた学園ドラマにあたる、『3年B組金八先生』は東京都の区立桜中学校を舞台に描かれる中学生の活躍と成長を描いた人気ドラマである。坂本金八先生を主人公として彼が起こる様々な問題を体当たりで解決していく。彼の姿から生徒たちの心を打たれ考えを改め、成長していく様子を描いた作品である。

(クラスの)たったの三十人が理解し合おうとしなければ、世界に戦争はなくならないだろう。
体ごとぶつかっていけば、体ごと受け止めてくれる人がいる。
自分にとって、それは何であるのかを一生懸命考えることは、自分をつくっていくことにつながる。
本当に好きな道なら、もっと前に進みたくなるのが人間だ。
もう、子供ではありません。中学3年生です。人生のスタートラインに立つ年頃です。
騒ぐ血をコントロールするのが知性であり、その知性は、学問することによって身に備わる。
流儀があるとすれば、すべて自分が基本になる。
心配するのは、愛しているからです。
思いやる心というのは、心に余裕がないと生まれにくい。
大人になったらもう一度読んでごらん。今とはまた違った読み方になり、発見がある。
中三と言ったら、時と場合とけじめをしっかりと身につけて行く時なんだ。
言葉の暴力は、心に深い傷を与えるんです。
それが、すでに甘えなんだ。自分がだらしないくせに、親のせいにするな。
人には得意不得意、好き嫌いもあって個性だし、その違いを認め合うところからすべては成り立っていく。
お前には俺がいる!そういう心だけはしっかり持ち続けにゃいけない。それは絶対に相手に通じると思うんだけど。
気が小さいというのは、気が優しいということでもある。
人間、そんなに簡単に死んではいけないんだ。
彼も人なり、我も人なり。難しい問題は誰にとっても大変なんだ。だからなにも恐れることはありません。
人は不安だから、絶対的な基準を欲しがる。
何のために勉強するのか。それは人が、生き生きと生きていく道のためだと思います。
確かに傷ついただろうけど、そんな傷口、ツバでもつけておきなさいよ。
働くか、学校へ行くか、どっちかにしろ!
自分から病気と向き合って闘っている子供たちの精神力、生命力には、誰もが教えられるんだよ。
愛の形は人の数だけあるんだよ。
一日一日を確かに努力して身につけたものが、君たちの生涯の財産になります。
本人がどうしようもできないことでいたぶるのは、イジメ以外のなにものでもない。
子供のことは、誰の子でも心配するのが大人の仕事だ。
不安は、小さいうちに解消しておく。
一見無駄に見えたり、役に立ちそうにないものでも、永い人生の中で、いつの日かそれが物を考える基礎になっているということもあるんだよ。
子供たちは、無意識のうちに無関心になることで、ギスギスした世の中から自分を守ろうとしているのかもしれない。
点数点数で、小さいときからただ競争にかりたてられ、生きる目的をしっかりと持てないからイジメが起きるんです。楽しくないから、弱い者イジメをするんです。
人間はみんな少しずつ違うのが当たり前で、それを個性と言います。
生きることは学ぶこと。
神さまとは、己の良心である。
たったひと言で大事な人の命を奪うことがあるということ、どうして分かろうとしないんだ?
感動というものは、お金を出したって買えるものではない。
あとになって悔しがっても始まらない。後悔とは、そういう言葉だ。
子供というのは、理解しようとしなければ、分からんものではないでしょうか?
人間、期待され、役に立っているという思いは最高だな。
問題は大学を出て、どんな仕事につくかということです。
一見バカバカしいと思えることを一生懸命考えるのが、哲学する心です。
教育というのは、すぐに答えは出ないんだ。
どんな人でも、本来素晴らしい感性を持っている。
人は一人では決して幸せになれない。いい成績をとったことを心から喜んでくれる人がいなかったら、そんなものはクソ食らえだ。
死ぬことに意味を持つな。生きるんだ!
君達は、生まれてきたのだから、生きていく力はあります。
「I love you」とは、「私は死んでもいい」ということだ。
若い翼がクヨクヨしてたら、大空を飛べません。
幸せになろうと思わないでください。幸せをつかみに行って幸せをつかんだ人はひとりもいません。幸せは感じるものです。
青臭いとは、みずみずしさを言うのです。
お別れイコール旅立ち。
自分の体面だけを考えるんじゃない!
常に的(まと)は一つだ。
時代によって、常識も変わっていく。
人を裏切るチクリは密告だけれど、友達のことを本当に心配して教師に知らせるというのはチクリではない。
自分をおとしめるようなものに好奇心を持つなんて、もったいない使い方ですよ。
常識というのはひとつではない。
他人の命を思いやれないヤツは、自分そのものも大事にできない。そのことを子供に教えるだけでも、教師になる価値がある。
人を卑しめる者は、自らをも卑しめる。
どんなことにも逃げずに、どんなどでかい相手にも向かっていって欲しい。
勝ち負けではない、みんなの心が一つになるかならないかが課題なんだ。
自分がやるぞと決心したものなら、実になるものがあるはずだ。
良いことにも悪いことにも、自分に対して正直になるということは、勇気だ。
人は人々と共に喜び、悲しみ、育み合って生きて行く。
死ねと言って、本当に死んだら、どうするんだ!
世の中、ふざけていたではすまないことがあるんだぞ!
痛いときや困ったときは、お互いに抱き合うのがいちばんだ。
中学三年にもなって、十五才にもなって、どうしていいことと悪いことの区別がつかないのだと言ってるんです。
家族の支えがなければ、大の大人だって、足もとから崩れていく思いをするだろう。
勉強というのは、人間、一生やっていくものだ。その一生が長くても短くてもだ。
話は終わりまで聞いてから、反論する。
どんな時でも自分の持てる力をいっぱいに出して、必要以上に相手を恐れない。平常心です。
見栄張れるのも、生きる力があるって証拠。
話すということはいい事だ。
逃げたら引く、それが恋愛の極意というんだ。
泣きたいときは、遠慮しないで泣きなさい。涙が乾いたら、代わりに希望の芽が出てくる。
死ねば、人としての可能性はそこで終わる。
嘘という奴はね、一旦嘘をつくとその嘘を隠すために、次から次へと嘘を重ねて行く他はないんだ。
たまっていいのは、元気の素とお金くらいです。
親子が積極的にコミュニケーションしないと、社会的な決まりも知らず、挨拶もできない子供ができあがってしまう。
判断力、それが今の子供にいちばん欠けているものです。
裸になった人間は、それだけ強くなれるんだ。
周りを驚かせるような自立なんて、自立とは言わんのだよ。
終わったことは反省材料を点検するだけ。明日からのことを考えるのが、今はいちばん重要なことです。
君たちにはいつでも「なぜ」と考えて欲しい。
ヘビでもチョウでも、もがいて脱皮して、大人になるんです。
ケジメの必要な時は、キチンとした言葉で話して下さい。
その日の為に努力したという事実は、絶対に無駄にはなりません。
どんな状況の中でも、自分の頭で考え、自分から動き、活路を切り開いていける子を、今こそ育て上げる時代だとは思わないか?
子供というのは、だんだん親の思うようにはいかなくなる。それが成長というものです。
(進学して)さまざまな新しい出逢いや体験を通して、本当にやりたいこと、自分に向いたことを少しずつ探っていけばいい。進路は変わっていって当たり前なんです。
生徒が考えたことに力を貸すのは、もともと教師の仕事ではないのですか?
教師が切磋琢磨せずして、何が人材育成ですか!
何のために君たちは毎日学んでいるのですか?それは生きるためなんだよ。
無理をしなくても一人一人が出来ることから関わっていくことで、色んなものが変わっていく気配を見せる。それを希望というのじゃないかな。
どんな嘘でも、必ず嘘は不利になる。
いつも自分の中の神と対話しなさい。これでいいのか、他人はそうするけれど、自分はこうあらねばならないのではないかと。それが大人になっていくということです。
傍観は同罪である。
人間は、ふだん思っていることが、つい言葉になって出る。
汚いことを言えば汚い人になる。きれいな世の中を願えばきれいな人になる。