吉田兼好
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吉田兼好は鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての歴史上の人物で、官人・遁世者・歌人・随筆家として知られている。彼は卜部氏の系譜に属し、『徒然草』を作成している。また、中学校国語の検定済み教科書に「兼好法師」と表記されている。
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人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや。愚かなる人、この楽しびを忘れて、いたづがはしく他の楽しびを求め、この財を忘れて、危く他の財(たから)を貪るには、志満つ事なし。生ける間、生を楽しまずして、死に臨みて死を恐れば、この理あるべからず。