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カルロス・ゴーン

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カルロス・ゴーン・ビシャラは、1954年にブラジルのロンドニア州São Miguel do Guaporéで生まれた実業家である。祖父のビシャラ・ゴーンがレバノンで生まれた13歳でブラジルに移住し、ゴム産業に参入した後、最終的には農産物を取り扱っていた。2004年にフランスの藍綬褒章を受章し、ルノー、日産自動車、三菱自動車工業の株式の相互保有を含む戦略的パートナーシップを統括する「ルノー・日産・三菱アライアンス」の社長兼最高経営責任者(CEO)も務めていた。2019年に保釈中に国外逃亡して以降、現在公判停止中である。

他人からプレッシャーをかけられた時よりも、自分で自分を駆り立てる時の方が、人ははるかに大きなことをやってのける。
偉大なリーダーの誕生を阻む原因となる、日本の文化があります。それは、他の文化を尊重し、他者の気分を害するのを嫌がること。そして、集団を好みます。これはなんとかしなければなりません。
リーダーは人を叱るためにいるわけではなく、人をサポートして適切な解説をするためにいるのです。そうすると、チームメンバーは仕事に誇りを持つことができます。
リーダーが社員の真のモチベーションになれれば、改革は成功する。リーダーは誰からも立派な目標と思われる何かに具体的に参加することが必要です。社員がそのために努力したいと思う何か、自分がついて行っても良いと思わせるような何かの一部になることです。
経営に教科書は要らない。大切なのは人々の意見に耳を傾け、問題を見つけ出すこと。
正しい答えでなく、正しい質問を見つけることを重要視しなさい。
驚かれるかもしれませんが、私は変化が嫌いなのです。変えなければならないことは、最小限に抑えたいのです。よくなると期待するから変えるのであって、変えることが目的になってはいけません。
収益のあがる会社にしたいなら、マネジャーには問題の核心を見抜く能力が不可欠である。
日本人の他者を思いやるという文化は素晴らしいものです。しかし、リーダーには向いていません。なぜなら、他者を傷つけても成長させるのがリーダーだからです。この部分に手をつけていけば、日本人は偉大なリーダーを持つことができるでしょう。
企業のマネジメントに問題があるかどうかは、すぐに分かります。社員がどのくらい明確に、やるべきことや直面している状況を語れるか、観察すればいいのです。
「危機はチャンス」、これは本当です。多くの管理職は、好調なときを「今がチャンスだ」というでしょう。間違いですよ。危機のときこそ、付加価値が生み出せるし、上昇することができます
(日本は)悲観論が行き過ぎている。世界有数の優れた労働力や社会資本を活用すれば、繁栄し続けることができる。
人生のなかで最も大切なことは、簡単にはいかないのです。皆になかなか認められない。
実行こそすべて。アイディアは課題克服の5%にすぎない。
信念はかたくなに、そして実行するときは柔軟に動くことが肝要です。
とるべき施策、優先順位を決定したうえで、人々に権限委譲することは、リーダーの責任です。企業内の混乱は、リーダーシップの問題なのです。
希望のないケースというものはあり得ない。十分なエネルギーを持って事に臨めば、どのような問題であれ解決できる。
危機的状況にもひとつだけ良い面がある。人々がベストの力を発揮するということだ。
会社の変革とは、思考方法の変革だ。
モチベーションとは、命令や指示で生み出せないものである。
「安定」があるというのは幻想だ。そんなものは存在しない。周囲の環境は常に変化している。高いレベルを維持するには変化するしかない。変化は脅威ではなく、機会である。
リーダーは、集団でやるものではない。
変革のための変革ではなく、結果を生むための変革だ。
長所短所を知り尽くし、どこに可能性があるかを指摘できるのは当事者だ。素材はすべてそこにある。
信頼されることほど大きなチャレンジはなく、その期待に応えることほど大きな満足はない。
(企業の)困難の原因はいつもその企業自身の中にある。
問題の解決策を示すことは基本ですが、多くのリーダーが実際はできていません。問題点をただ指摘すればいいと思っています。
企業にとって、働く人のやる気こそが最も価値のある資源である。彼らにそれがなければ、経営者は何もすることができない。
常に厳しい状況にある組織のほうが、しなやかに伸びるのです。人生も、会社も同じです。
アイディアの良し悪しは、どのように実行するかによって決まると言っても過言ではない。
たった今、業績がよかったとしても、今のままを維持してしまったら将来的に駄目になります。常に今あるものは暫定的なものだと思わなければなりません。より志を高めなければなりません。これはマネジメントの基本です。今は変革の時代だからです。
(会社は)どのような状況であっても再建は可能である。経営の失敗という問題は必ず立て直すことができる。
優先順位の低いことをいくら上手にやってもそれは時間、才能、労力、資源のムダ。
何かを手に入れようと思ったら、まず望むことだ。目標をあまり低く設定すると、結局はそこまでしか行かない。十分な検討は必要だがその上でならば、高い目標を掲げることで、よりよい結果を得られる可能性がある。
私は、学ぶことが大好きなのです。(中略)私は毎日学ぶことができるから意欲を持ち続けられるのです。(中略)「もう新しいことを学ばなくてもいい」と思うときは生涯を終えるときです。
計画の95%は実行にあり、成功のカギは経営にある。
(企業における)すべての問題には解決策がある。大事なのは社員を鼓舞することだ。
困難は避けるものではなく、解決するものである。
人が起こした問題で解決できないものはない。
自己満足に陥ることなく、道半ばで立ち止まることなく。
もしあなたがトップエグゼクティブなら、ただ問題を指摘するだけでは失格です。そんな人は子供と同じですよ。トップなら、「これが問題です、私の考え方は――」と、続けて対応策を示さなければなりません。
生き残るのは、学び続ける組織です。常に知識を向上させて、問題を特定し解決策を考え続ける組織が生き残ります。
自分の周りの人が職業人として、また人間的にも成長するのを実感できること。これ以上のやりがいはありません。
危機的状況のときこそ、人は最も成長します。そして、その人の本質が見えるものなんです。