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ドゥニ・ディドロ

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ドゥニ・ディドロ(Denis Diderot)は18世紀のフランスの哲学者、美術批評家、作家である。初期は理神論の立場をとっていたが、無神論に転向した。『盲人に関する手紙(盲人書簡)』(1749年刊)を編纂している主な百科全書派の中心人物となり、美学、芸術の研究で有名である。

キリスト教徒の神は、リンゴを大切にしながら、子供をなおざりにする父親である。
ある者に道理があると人から判断されればされるほど、その者が誠実であることの根拠になる。
懐疑とは方法である。
哲学への第一歩、それは無信仰だ。
後悔したり、他人を責めないことが賢明さへの第一歩だ。
距離は称讃の偉大なプロモーターである。
先へ進めば進むほど道がひらけてくるなんてのは、神様かわずかなたぐい稀な天才のほかにはありませんな。
人間を真理に導くには、力ずくによってではなく、理性によってでなくてはならない。
無知、および好奇心の欠如は、快い両耳である。だが、そのような耳に気づくには、モンテーニュと同様に作られた頭脳を必要とする。
尊大に見えるよりも、実際に尊大であるほうが、ましなことは確かだ。尊大な人はたまに侮辱する程度だが、尊大な風采は人をつねに侮辱する。
懐疑は哲学への第一歩である。
三つのものが強く女を動かす。利害と快楽と虚栄とである。
人間というものは、強さと弱さ、光明と不明、矮小と偉大の混合物である。そのことは、人間を訴追することにはならず、人間を定義することになる。