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ゲオルク・ジンメル

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ゲオルク・ジンメルは、ドイツ出身の哲学者・社会学者であり、エミール・デュルケーム、マックス・ウェーバー、カール・マルクスなど並び称される主要人物である。形式社会学の先駆者として、「断章」などにも本人が書いているように、社会学のシカゴ学派やシンボリック相互作用論に大きな影響を与えた。

生徒の才能を軽視するよりも、むしろ過大視したほうがよい。その方が生徒を謙虚にするからである。
愛と憎しみは正確な対立物と見ることは完全な誤りである。愛の対立物は愛でないもの…つまり無関心である。
人間の可能性は無限である。だが、これは矛盾しているように見えるが、人間の不可能性も無限である。この両者の間、人間の成し得る無限と、人間の成し得ざる無限との間に、彼の故郷がある。
年をとった人が拠り所にしている独断的な考えは、その年になるとおそらく不可欠な支えになっている場合が多い。
一般に青年が主張する内容は正しくない。しかし、青年がそれを主張すること自体は正しい。
慰めは苦悩を存続させながら、いわば苦悩を苦悩において否定するという注目すべき体験である。
いくつかの偉大な思想だけは、本当に自分のものにしておかなければならない。明るくなどとは思いも及ばなかった遠い所まで、それが光を投げかけてくれるからである。
愛を知る人というのは、取ることと与えることとが同一であるような人間、取ることによって与え、与えることによって取るような人間なのであろう。
最高の処世術とは、妥協することなく適応することである。