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ガートルード・スタイン

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ガートルード・スタインは、アメリカ合衆国の著作家、詩人、美術収集家で、パリにあるサロンで芸術家や詩人たちと交流するうちに、現代芸術と現代文学の発展を目指すきっかけを作った。彼女はピッツバーグ近くのアレゲニーで、ドイツ系ユダヤ人移民の両親の元で末っ子として育ち、1930年代中頃に『アリス・B・トクラスの自伝』で成功した後印税で裕福になった。

私は人と親しくなるのが好きです。親しくなっても、私は人をみくびりません。いっそう親しくなるだけです。
年寄りになりかけた時、人は歳を重ねることに対する今までの考えを、変えなければいけないのではないかと迷い出したことに気付く。それから少し経つと、若いとはどういうことで、歳をとるとはどういうことなのかが、何だかよく分からなくなったことに気付く。そしてそれ以降になると、何もかもが不安になり始める。
自分がどこに行きたいのか、君は知らなくてはならない。そして、どこに行きたいのかわかったら、導かれるまま行きなさい。そしてもし、それが君を間違った道に連れてゆくように見えても、心配しないように。というのは、そこはおそらく、本能的に君がいたいと思っている場所だからだ。もし、いつも尻込みして、ずっといた場所に居続けようとすると、君はひからびてしまうだろう。
新しくて生き生きした芸術は人を苛立(いらだ)たせます。苛立たせるのを止めて、快いものになってしまったら、その作品はもうおしまいです。
慎重すぎると、慎重でいることばかりに気をとられて、つまずいてしまうものだ。
何かを強く必要としているときは、必ずそれを見つけるものだ。必要とするものは、恋人のようにあなたに引きつけられるからだ。
答えはない。答えは存在したことがない。答えはこれからも存在しない。それが答えなのだ。