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樋口廣太郎

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樋口廣太郎は、実業家でアサヒビール中興の祖である。1926年に京都府出身で京都市立第二商業学校、彦根経済専門学校(現:滋賀大学経済学部)を経て野村證券に就職した。その後、住友銀行(現:三井住友銀行)に入行したが、磯田一郎頭取と対立し、辞職を決意した。2012年に亡くなった。

本を読むのも大事だが、それよりいい友達を作りなさい。
当社の目的は、大きい会社になることではなく、お客様に喜んでもらえるよい会社になること。
先例がない、だからやらないのは管理職ではない。
口は一つで、耳は四つで行きましょう。
他人に対して常に本気で接し、熱意をもって(事に)当たる。そうすれば必ずエネルギーが伝わる。
地道な行動が最大の自己アピールになる。
大きい声を出して、いつも元気にニコニコしていれば、たいていのことはうまくいきます。
同業他社とシェア競争することが目的ではない。われわれの企業戦略の原点はお客様にある。
どんな事も、「いいな、いいな」と感じていると、感動が強くなります。
「SL的経営」ではなく、「新幹線的経営」でなければならない。
決断は、勘やひらめき、そして度胸が必要だ。
儲けることを考えるより、世界でいちばんいいビールを作ることを考えようじゃないか。
ビジネスマンの基本の一つは、元気で明るく声が大きいことだ。
夢のない企業は社会に存在する価値はない。
バッド・インフォメーションを集めよ。
姿勢が低ければ、みんながアドバイスし、応援してくれる。
ベターなものを作るという次善の発想では駄目だ。常にベストを目指せ。
「あいつができるのなら、俺にもできる」ということを喚起させることが、組織を活性化させるには大事なことである。
人が美しいもの、良いものに対する憧れを持つように、企業も夢を持ち続けていきたい。夢の無い企業は、駄目だと思いますから。そして、その夢を現実にすることを皆が一生懸命「念じる」、思いを致そうとする。そうすれば、「必ず花ひらく」のだと。それが、「念ずれば、花ひらく」ということです。念じないところに、花はひらかないのですから・・・。
「呑舟(どんしゅう)の魚は枝流に游(およ)がず」。大志を抱く人は細かなことにこだわらない。私はこの言葉を起業家の人にすすめたい。
公園にでも行って3時間ほどひっくり返るといい。きっと寝転んでいるのが嫌になりますよ。そしたら、仕事場に戻る。会社のためじゃなくて、自分のためにね。