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慈円

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慈円(じえん)は、1155年5月17日(慈円の旧字体では久寿2年4月15日)に生まれ、1225年10月28日(嘉禄元年9月25日)に没した天台宗の法華宗僧である。父は摂政関白・藤原忠通、母は藤原仲光、兄に九条兼実がいる。仁安2年(1167年)、明雲に師事して入門した慈円は治承2年(1178年)に法性寺座主に任ぜられ、養和2年(1182年)に覚快法親の座を継いだ。慈円の最大の特徴は『愚管抄』を書いたことである(なお、杉橋隆夫立命館大学名誉教授によると、そうではないとする異説がある)。

過(あや)まれるを改むる善の、これより大きなる無し。