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北方謙三

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北方謙三は佐賀県唐津市に生まれ、小学校5年の時には同県川崎市に転居。芝中学校・高等学校を経て、中央大学法学部に入学。学生運動華やかな時代で全共闘運動に参加した。高校3年生のときに肺結核を患い、休学し、新聞記者になるも失敗する。自伝を書いていたが、それが芥川賞受賞作『三人兄弟』へと発展する。その後は多数の作品を残し、実力派小説家として確固たる地位を確立した。

大事なのは、なにが勝ちかをみきわめることだ。
大事なものを、なくせばいいんです。なくしてから、大事だったと気がつけば。
人生には、座る場所はひとつあればいいんだ。俺は、座って海を眺めるための岩を持ってるよ。それ一ヵ所があれば、充分なんだ。
仕事と遊び、両方とろうよ。生きる喜びとは、自分の楽しみと仕事をどうリンクさせるか、もう、そのことに尽きると思うんです。
負けの味というのは一生忘れないですよ。勝った記憶なんてすぐ忘れちゃうけどね。
棒っきれのように生き、棒っきれのようにくたばる。
人間が変わるのは、今の自分をどれだけこてんぱんに否定できるかがポイントだと思う。新しい自分は、多くの血を流さなければ手にできないでしょう。