桑木厳翼
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桑木厳翼は、日本の哲学者で文学博士。東京帝国大学名誉教授である。1874年6月25日に旧加賀藩士の桑木愛信の長男として東京に生まれた。共立学校・第一高等中学校を経て、1896年7月帝国大学文科大学哲学科を首席で卒業し、その後大学院に進学した。その後は、東京専門学校講師や第一高等学校教授、東京帝大文科大学講師、同助教授などを歴任、1902年1月20日に文学博士の学位を取得した。1906年に京都帝国大学文科大学教授に就任し、1907年から1909年までヨーロッパ留学をし、新カント派のツェラーやリールを学んだ。1914年には東京帝国大学教授に就任した。
