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中島孝志

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中島孝志は日本の評論家・自己啓発書作家であり、原理原則研究会・松下幸之助経営研究会を主宰している。自己啓発やビジネス以外にも、社会問題や政治に関しても、活動を続けている。

手っ取り早く仲良くなるにはお互いの共通点を探すことである。例えば、出身地や出身校、共通の知人などがそうだ。同じ学校、同じ故郷の出身者ともなるととたんに贔屓(ひいき)したくなる。
説明すればするほど、説明する人の頭がクリアになっていく。
説明力の極意は、相手の身になって説明することだ。相手がすんなり理解できる言葉と表現方法で話すことに尽きる。説明しているうちに、相手の頭にどんどん具体的なイメージが湧くような表現ができればさらにいい。
人間は事実、現象の世界に生きているのではありません。「事実をどう解釈するか」という世界観の中に生きているのです。解釈次第で事実が異なって見えてくるのです。
人それぞれ、目標(数値)が違うわけですが、成功、失敗という境界はシンプルなのです。
「最近、面白いことない?」などと話を切り出す人に、面白い人間など一人もいなかった。
「三行革命」というのは、かつてのロナルド・レーガン大統領が部下たちに実戦させた報告の仕方です。三行でまとまらないような報告はするな。そんな長ったらしい話はいちいち聞いてはいられない、というわけです。
情報は人間が持っている。これはいつの時代も変わらない真理である。だから、人と会うこと。毎週、この日はほかの会社の人とビジネスランチを取ると決めてもいいぐらいである。
自信こそ、人生を切り開くのに最高にして最大のエネルギー。
成功、失敗というのは棒高跳びと同じです。ある一点を超えれば成功、超えられなければ失敗。ただそれだけのことなのです。
だれしもいきなり話をされたら、なかなか理解できない。それよりも、「これから三つのことを話します」と言ってくれたほうが、心(頭)の準備ができるのだ。これが大きい。
人は好きなことを話しているときがいちばん機嫌がいい。
説明力の三原則──1.相手にわかる表現を使う。2.論理的に伝える(書いたり、話したりする)。3.相手の理解のレベルに合わせる。
「いままでの話を整理します」と、切りのいいところでストップし、そこまでの内容を整理する。こうすれば、聴衆は、いま聞いた話をすぐに思い出す。しかも、ポイントだけを今度はインプットできる。
説明の役割(目的)を一言で言えば、「離れた二つの点を一致させること」にある。自分と相手とのコミュニケーションギャップの溝を埋めることなのだ。
自信とは、言い換えれば「自分を信じる希望」とも言えます。
いちばんポイントになる点を修正すると、それに引きずられて、ほかの些末(さまつ)な問題点がいつの間にか自然に修正されてくる。
ネタを仕入れるなら人に注目すべきなのだ。違う分野の人間と話をすると、違う分野の情報が手に入る。これが大きい。
自分の体験談に勝るものはない。体験談を語るとき、人は自然といきいきする。目が輝いているし、表情も豊か。当然、説得力もある。そこに聞くものは引かれるのだ。
ネタは人間が持っている。一時間話を聞いているだけで、たくさんのネタが飛び込んでくる。
(信者に勧誘するなら)追い越し車線を走る人を狙え!
「こんな面白いことがあってさ」と話題を出せる人が、「えっ、何?」と人をひきつけるのだ。
成功すれば幸福になれ、失敗すれば不幸になるとは限らない。逆に成功しても不幸であったり、失敗したが故に幸福感を感じられることもたくさんある。ここが人生の奥深いところです。
あれもこれも言うな、(重要なことを)一点だけに絞って説明しろ!
(プレゼンや講演で)いきなり全部を理解させようとしても、それは無理というものだ。それよりも情報を小分けにする。一口サイズなら、だれでも食べられる。この“一口サイズにして調理すること”が説明力では、ものすごく大切なのである。
人はその性格に似合った事件に遭遇する。
頭で理解しているというレベルでは、わかりやすく説明することはできない。体験した人でなければ説明できない具体的な知識、説得力ある情報といったものがある。つまり、体験というキャリアが大きくモノを言うということだ。