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成毛眞

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成毛眞は、日本の実業家。1979年中央大学商学部卒業後、自動車部品メーカー、アスキーなどを経て1986年にマイクロソフト株式会社入社。1991年よりMSKK代表取締役社長を務めた。2000年に退社後、同年5月に投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在も、HONZ代表や、様々なベンチャー企業の取締役・顧問などを兼職している。

成功報酬型の一攫千金を狙いたい人や、キャリアアップによって地位の上昇を目指したい人なら、まずはとっとと今の会社を辞めてしまいなさいと言いたいですね。どうしても踏み出せないというのなら、人生において仕事から目をそらすことです。
大きい会社にいるほど、無意味に辞めるべき。そうすると、本当の意味でのキャリアを自分で考えるようになる。
転職経験がないことがリスクになる。転職できないことは、能力がないということになる。
私は学生には、100人規模のメーカーに行きなさいと言っています。20歳そこそこでベンチャーに行ったところで経験できることは限定される。それこそ24時間同じ仕事をして、手に職も能力もつかない可能性がある。
(大学を出てすぐにベンチャーに行くよりも)メーカーに3年間行く。モノづくり、仕入れ、加工、流通、原価構造、財務など、さまざまな現場が見られる。(メーカーの規模は)小さすぎても大きすぎてもダメです。100人くらいだから、すべてが見られる。このノウハウが次に大きく生きてきます。
飽きちゃったから辞める。こういう発想が若い人に欲しいんです。
転職経験のない人は採用しません。だって、変化への対応力を知らない人は怖いもの。保守的でチャレンジしない人、転職によって新しい知識を得ていない人、複数の社会を経験していない人は活躍が期待できない。