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大佛次郎

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大佛次郎(新字体でも書く)は、日本の小説家・作家。明治30年10月9日生まれの神奈川県出身で、本名は野尻清彦。『鞍馬天狗』シリーズなど大衆文学の作者として有名な他、歴史小説、現代小説、ノンフィクション、新作歌舞伎や童話なども手がけました。兄には作家の野尻抱影(正英)がいました。

死は救いとは言いながら、そうは悟りきれぬものである。
いざという場合になると人間は卑怯か卑怯でないかの二色に分けられる。
自分の生き方さえ求めたら、現実の暮らしよう、生き方は必ずある。
いそがしい世の中だが、過去の時間や、真実、美しいものに没入して味わうためには歩いていくのが大切である。
若い人には若い日の花があるのと同時に、老いたる人には老人の日の花があるのだ。
未熟な若さというものは仮借(かしゃく)ないもの。