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プーシキン

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プーシキンはロシアの伝説的な大詩人で、モスクワで生まれた。父親は由緒ある家柄のロシアの地主貴族であり、母方の曽祖父はピョートル1世に寵愛された黒人奴隷上がりのエリート軍人であった。プーシキンは早くから文学に親しみ、また乳母はロシアの民話や民謡に詳しい。有名な作品には『詩的短編小説・エウゲニ・オネーギン』『叙事詩・ボレスワヴィル』『悪役喜劇・モスクワの不浄街』『悲劇・バーナード下士官』などがある。

すべての男は、愛が冷めれば冷めるほど、女に好かれるものだ。そして、誘惑の網をいよいよ広げて残酷に女の生を滅ぼしていく。
箴言(しんげん)とか格言というものは、我々が釈明に困っているときに驚くほど役に立つものである。
(男は)女には冷淡にすればするほど、かえって相手から容易に好かれるものである。
理性を有する動物は、すべて退屈するものだ。
月にむかって、「そこにとどまれ!」などという者があろうか。若い女の心にむかって「一人を愛して心変わりせぬことだ」などという者があろうか。
汝は王者なれば、ただ一人征(ゆ)け。自由の大道(だいどう)を自在なる英知もて進め。その尊き偉業の報いを欲せず、自らが愛する思想の実をば結びゆけ。
青年よ!最も尊くして、最も確かなる変革は、いかなる野蛮な暴力をも排除した、魂の内なる変革である。
男は一週間もたてば忘れてしまうに決まっているたった一言のために、斬り合いをしたり、命ばかりか、良心までも犠牲にしようとする。
優れた人々は跡形もなく我々の許(もと)から消えてゆく。我々は怠惰で無関心である。
もう命はおしまいだ。息をするのが苦しい。何かが僕を粉砕する。
世の甘き称賛に心惑わされるな。讃嘆の声もかたときの喧騒に過ぎぬ。愚かなる者の罵(ののし)りや嘲笑を耳にするとも、己の志を厳然と平静に保ち続けよ。
インスピレーションは、詩と同様、幾何学にも必要だ。
秘密というものは、それがどんな性質のものであっても、女性の胸には重荷である。どうしても誰かに打ち明けずにはいられないから。
人間は金銭を相手に暮らすのではない。人間の相手はつねに人間だ。
決定をあせってはならない。ひと晩眠ればよい知恵が出るものだ。
若い娘は幾たびも軽はずみな夢想を変えて行くのです。春のめぐり来るたびに若木が青葉をつけ変えるように。
杯を飲みほす前に、人生の祝祭を見すえた人、人生のロマンスを読み終える前に、ふとその終末を悟りえた人は、幸せである。
中傷というものは高名な人につきまとい苦しめるものだが、真実と直面すればいつでも無に帰する。
きみの、まずさしあたっての義務は、きみ自身を幸福にすることである。きみが幸福であれば、きみは他人をも幸福にすることができる。幸福な者はただ幸福な者のみを身のまわりに見いだすのである。
男性全体を罵言し、彼らの欠点を洗いざらしにしても、それに抗議を申し込む男性はいないが、女性について少しでも皮肉を言おうものなら、すべての女性は一斉に立ち上がって抗議する。女性というものは、一国民・一宗派を形成している。
健全なればこそ、良心は悪意に、また闇の誹謗に打ち勝つことができるのだ。
失敗に達人などというものはいない。誰でもみな失敗の前には凡人である。
インスピレーションは、幾何学と同様、詩にも必要だ。
いいや、君にはろくなことはないよ。結婚をしてみろ、君はせっかくの青春を滅ぼすだけの話さ。
家庭生活への依存は、人間をいっそう道徳的にするが、功名心や窮乏に強いられる依存は、我々の品位をさげる。
われらを慰め得るものはなにひとつないのだ。なにも、なにもない・・・・・・ただひとつ良心を除いては。