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里中満智子

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日本の漫画家で、大阪芸術大学の教授である里中満智子は、500以上の漫画を描いています。1948年1月24日生まれ、公益社団法人日本漫画家協会理事長を務めています。小学入学の際に親と本屋に行き、月刊なかよしを購入したことが、漫画家への夢を育んだきっかけでした。手塚治虫の『火の鳥』をモチーフにした『愛のオーロラ』では時間の流れをコマ割りで読者に伝える手法を採用しています。

男の第3の価値は「言葉」であり、第2の価値は「行動」であり、第1の価値は何より「生きる姿勢」である。
親はなぜ学校に行け、というかと言うと、行かないと子供の将来にかかわると思うからです。しかしそういう親には、子供は学校でいじめられて死ぬほどつらい気持ちを正直に言えない。子供には、かわいそうなくらいプライドがあるから、土壇場になるまで言わない。子供が恥ずかしさを忍んで訴えたときは、ほんとうに追い詰められたときです。場合によっては、休学、転校してもいいんですよ。
決して活字文化に対抗するつもりでマンガが生まれたのではなくて、あくまで書き手の側が、これも欲しいあれも欲しいと思った材料のなかに、絵もあり活字もあり、そして生理的にページをめくるという行為を前提としてコマ割りは成り立っています。