多湖輝のプロフィール画像

多湖輝

@01gr38wksce5e2zrkd9ax7gmwt

多湖輝(たご あきら)は日本の心理学者。1966年に発表した思考パズル本「頭の体操」シリーズは累計部数1200万部を超えるベストセラーとなり、以来約40年間に23巻までの続編が出版されました。彼は「これしかない」という考え方は間違いであり、物事にはいろんな見方があることを訴え続け、また固定観念に凝り固まっていては創造的な人間は生まれないとし、独創性を育てるために幼児教育が重要だと主張していました。「諸悪の根源は個人個人の頭の固さにある」とする独創的な人生観を持つ、日本を代表する心理学者です。

人間関係とは、その関係が深くなればなるほど、雑談の時間が増える関係のことだ。
頭のいい人、悪い人という区別がよくされるが、本当の天才を除いたら、あとはそう大差ないのが人間である。それでいながら、両者をへだててしまうのは、ほとんどの場合、頭の善し悪しではなく集中力の有無である。
脳を休めてリフレッシュさせるには雑談が一番だ。
動けば必ず何かが変わります。動けば必ず何かがわかります。動けば必ず何かが身につきます。動くことによってあなたは強くなってきます。
雑談のない組織、むだ口を嫌う会社の雰囲気は、社員を精神的に疲労させることが多い。組織も人体と同じで血のめぐりが悪くなると、いいアイデアが出にくくなる。
話は短いに限る。長い話はいくつかに分けて、分割して話せばいいのだ。話の切り口を変えれば、分割した分だけおもしろい話ができ上がる。
相手が気を許してくれれば、そこからどんなビジネスチャンスが広がっていくかわからないのだ。
あの子はひまわり、あの子はすみれというふうに、違う花だと思えば比較をしなくなる。
大事なことは、進歩向上の比較を他人とするのではなく、過去の自分とすることです。
雑談力のある人の話は短い。たいていの場合、もっと聞きたいなという余韻を残してスッと終わってしまう。そして次に展開する。
雑談とはたき火のようなものである。
話の材料は新鮮なものに限る。
おもしろいと思われた人物は得である。なぜなら、自然に相手との間の垣根が低くなるからである。
自分が話したいと思う話より、聞く人が聞きたいと思う話を話す。
(相手に)いちばん話したいことを話してもらうのに複雑な工夫はいらない。単刀直入にかつ熱意を持って聞けばいい。
世の中には、いるだけで、十分価値があるというものがたくさんある。
徳は得に通ずる。
ユダヤ式の教育では、子どもに「隣の子より優れろ」とは教えない。「隣の子と異なれ」と教えるのである。
相手がつねづね興味を持っていることこそ、相手がいちばん話したいことである。