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高樹のぶ子

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高樹のぶ子は、日本の小説家であり、1983年に『その細き道』で芥川賞候補に選ばれ、その後4度受賞した。恋愛や友情、若い女性の心理を中心にした作品で知られ、人間の本質に切り込む真率な作風が高く評価されている。山口県防府市の出身で、父は海軍予備学生の特攻隊を経て戦後山口大学で生物学を教えていた高木恭介。

大人達は今、子供の心が分からない、と困っています。でも昔から大人は子供の気持ちなど分からないで来たのです。君達も、黙ったままでいて分かってもらえる、なんて考えは甘いと思うのです。
例え懐かしさから過去の恋が再燃しても、その火は瞬く間に消えてしまう。それでもやはり中年や熟年になってからの再会は、その後の人生を大きく豊かにする可能性を秘めている。
四、五十代は生活や社会への責任はだいたい終えて、純粋に恋愛できる。中年が第二次恋愛期になる。