ウィリアム・ジェームズのプロフィール画像

ウィリアム・ジェームズ

@01gr39r0sw76d558ykn6jnhjd3

ウィリアム・ジェームズはアメリカの哲学者、心理学者であり、意識の流れの理論を提唱し、ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』や、アメリカ文学にも影響を与えた。プラグマティストの代表的な存在であり、心理学の父である。また、日本の近代哲学の発展にも著しい影響を与えた。1875年にアメリカで初の心理学の講義を開始し、研究室を設けた。'

智恵とは大目に見るべき事を知ること。
荒れ狂う海面の荒波も、大洋の底まで騒がすことはない。広大でかつ永久的な視野で現実を眺めている人にとっては、個人的な絶え間のない浮沈は比較的無意味なものに見える。従って、真に宗教心のある人は動揺せず、平静に満たされている。そして時がどのような義務をもたらしても、静かな心構えができている。
もし自然な陽気さが失われた場合、快活さを取り戻す最善の道は、元気に立ち上がって、いかにも快活そうに振る舞い、快活そうに話すことである。それでも快活になれなかった場合は、他に何をやっても駄目なものだ。
水泳は冬の間に上達し、スケートは夏の間に上達する。
人間には、その人がなりたいと思うようになる性質がある。
生物学的に考察すると、人間は最も恐ろしい猛獣であり、しかも、同じ種族を組織的に餌食にする唯一の猛獣である。
快活さを失った時、他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、いかにも楽しそうな様子で動き回ったり、しゃべったりしながら、すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ。
自分の偏見を組み立て直しているにすぎないのを、「思考」していると勘違いしている者が非常に多い。
人は幸せだから歌うのではない。歌うから幸せなのだ。
(不快な状況に)対峙するなかれ。我慢ならなくとも、受け入れよ。そうするよう心掛ければ、うまくいく。
行動するキッカケを逃すな。
人間の根源的な本質は、感謝されることを切望することである。
選択しなければならないのに選択しないのは、それ自体がもう選択していることになる。
祈りは宗教を行動に表したものだ。つまり、祈りこそ真の宗教である。
現代における革命的とも言える大発見は、人間が心の内面のあり方を変えることによって、その外面をも変革しうることだ。
人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだ。
ひとたび決断を下し、あとは実行あるのみとなったら、その結果に対する責任や心配を完全に捨て去ろう。
チャンスという黄金の瞬間を利用すること、そして手の届くところにあるよきものをつかまえることは、人生の最大なる技術であります。
人生を変えたかったら、今すぐ始めなさい。派手派手しく大げさにやりなさい。例外は無しです。そして、言い訳はしないこと。
自分がこうしたいと思う映像を頭に思い浮かべ、その映像をずっと抱き続けていると、じきに考えていた通りのことが起きるものなのだ。
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。どんな学問分野を選ぼうと、ひたすらに努力を続ければ、いつかは同世代のすぐれた代表者として、勝利感にひたれる輝かしい朝が来る。
人がこれは自分だと主張するものと、単に彼が持っているものとの間に一線を引くのは難しい。
ある程度の年齢になると、人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだということが分かる。
読書のコツは拾い読みにある。従って、賢明になるコツは何を捨てるかを知る術にある。
人生は生きる価値があると信じなさい。その信念が、その事実を生み出すことになるでしょう。
難しい出来事に遭遇したとき、その結果がどうなるかを決定するのは、何よりもまず、最初の姿勢である。
人生は生きるに値するか?それはひとえに肝臓にかかっている。
信仰は、人間が生きる拠り所とすべき力の一つだ。そしてそれが皆無となることは破滅を意味する。
豊かな人生(の実現)を信じなさい。そして、人生は生きる価値のあるものだと信じなさい。そうすれば、あなたの信念がそれを事実にまで高めてくれます。
うんざりした気持ちを癒やすには、ウイスキーを一杯やって忘れようとするより、仕事に打ち込んで一生懸命になるほうが、よほど効果的である。
厭世は人を弱きに導き、楽天は人を力に導く。
あなたの人生を変えたいと思うなら、一、今すぐ始めよう。二、燃えて取り組め。三、途方もないことをやれ。
できるかどうか分からないような試みを成功させるただひとつのものは、まずそれができる、と信じることである。
祈りとは、無益に言葉を弄(ろう)することではなく、何かもったいぶった呪文を繰り返すことでもない、それは魂の働きそのものだ。魂がその存在を感じる神秘的な力と親しく接触することだ。
勇者の気持ちを味わいたければ、ありったけの気力をふるって、勇者らしく振る舞うことだ。
いわゆる害悪と呼ばれるものの多くは、悩める者の心のあり方を、恐怖の態度から闘争の態度へと変化させることにより、気を引きしめる強壮剤に変えることができる。
運命が一つの扉を閉じたならば、信念が別の扉を開く。空いている扉を見つけよ。
賢明であるコツとは、何に目をつぶるかを知ることである
自分にはそれができないと言った瞬間から可能性の道は閉ざされてしまう。同じ能力の持ち主でも、プラス思考で取り組んだ人は、うまく行き、マイナス思考で取り組んだ人は、うまく行かない。まさに人間は自分が考えた通りの結果を手にするのである。
勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。
どんなに金言名句をたくさん知っていても、どんなに良い気質を備えていても、機会が来るたびに具体的に行動に出なければ、人格は少しも向上しない。
目的到達に必要なのは、これと両立し得ない100通りものことを、同じくらい強い意志を持って放棄し、目的とすることだけを真に念願することである。
人間は心構えを変えることによって、その人生を変えることができる。
所有の本能は人間の本能の基礎である。
動作は感情に従って起こるように見えるが、実際は、動作と感情は並行するものなのである。動作のほうは意思によって直接に統制することができるが、感情はそうはできない。ところが、感情は、動作を調整することによって、間接に調整することができる。
賢明である秘訣は、重要視しなくともいいものが何かを心得ることである。
我々人間は集団を好む動物であるとともに、自分の同族に認められること、それも好意をもって認められることの好きな動物である。もし自分の属する社会集団の誰からも完全にそっぽを向かれるとすれば、こんな残酷な刑罰はあるまい。
単に良い意図を持っているだけでは、人生はまさに地獄絵図になるだけである。
文明は流血の戦場の上に構築されていて、個々の人々の生存は、ひとりぼっちの断末魔の苦しみの中へ消えてゆく。
この人生は生きる価値があると言えるだろう。なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。
行動は感情に従うように見える。しかし実際には、行動と感情は平行するものである。感情は、行動ほど直接的に意志の支配を受けないが、我々は、行動を律することによって、感情を間接的に規制することができる。
人間の持つ性情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである。
楽しかった思い出ほどわびしいものはない。苦しかった思い出ほど楽しいものはない。
「必ず実現する」という固い信念だけが、本来実現するかどうかわからない結果を実現させるのである。
青年よ、意志を強くし身体を強壮にするために、毎日一度は苦しいと思うことを遂行せよ。
人生は生きる価値があるものだということを信じなさい。そうすればあなたの信念が偉業を成し遂げる手助けをしてくれる。
内的な祈りが欠けている限り、宗教は存在しない。一方、この内的な祈りが起こって魂をかき立てる時は、たとえ形式や教義がなくても、必ず生きた宗教がある。
未完成の仕事にいつまでもしがみついていることほど疲れるものはない。
人が失敗する原因は、ひとつしかない。それは本当の自分に対する信頼の欠如である。
優柔不断以外の習慣を持たない人間ほど惨めなものはない。
人生はその人の考えた所産である。
幸福な人生を阻む大敵は外にあるのではなく、内にある。すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。
我々の持つ可能性に比べると、現実の我々は、まだその半分の完成度にも達していない。我々は、肉体的・精神的資質のごく一部分しか活用していないのだ。
人は神の存在の中に精神的安らぎを固く信ずるとき、神の観念は歓びと安心の時を与え、それを正当化する。
起こったことをそのまま受け入れることは、不幸を克服する第一歩である。
悲観主義は弱さを招き、楽観主義はパワーをもたらす。
習ったことを一生忘れない人間は、仕事を必ずやり遂げ、一生向上を続ける。一方、他の連中は、昔習ったことを学び直すのに一生の大半を費やし、どうにかこうにか面目を保っている。
信仰とは、まだ無いものをイコールで結ぶことである。
鳥は幸せだからさえずるのではない。さえずるから幸せなのだ。
行動すれば、感情がついてくる。このことは過去百年間で人類の発展に寄与した、最も重要な発明である。
行動は感情に従うように思われているが、実際には行動と感情は同時に働くのである。意思の力でより直接的に支配されている行動を規制することによって、意思に支配されにくい感情をも規制することができる。
概して言えば、人間は、自分の限界よりも、ずっと狭い範囲内で生きているにすぎず、いろいろな能力を使いこなせないままに放置しているのである。
一生の最もすぐれた使い方は、それより長く残るもののために費やすことだ。
天才の特徴は、何を大目に見るかを知っていることだ。
人間の心の一番奥底にあるのは、人に喜ばれたいという渇望だ。
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
起こったことをあるがままに受け入れよ。それが不幸な結果を克服する第一歩である。