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サローヤン

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サローヤンは、アルメニアから移住したアメリカ人の末子として生まれ、喪失した父の後、孤児院を経験した。1930年代以降、彼は庶民の哀歓を明るく書き綴り、『空中ブランコに乗った若者』を発表して名が上がった。1938年に『わが心高原に』と『The Time of Your Life』で双方でプルースト賞を受賞した。

最高の幸福は、幸福なんて必ずしも必要ではないと知ることである。
優れた人が優れているのは、失敗を通して叡智にたどり着いたからである。
有能な人間は失敗から学ぶから有能なのである。成功から学ぶものなどたかが知れている。
誰でも死ななくちゃいけない。でも私はいつも自分は例外だと信じていた。なのに、なんてこった。
この世に生きるということは、いわば演劇だ。だから自分というものに忠実に生きようとすれば、何回も下稽古を積まなくてはならない。
人はみんな演技者だが、ほとんどは悲しいほど演技が下手だ。
生まれたことは確かに我々の結果なのである。死ぬということは問題外である。生きることが我々の喜びであり、法則なのである。
自分の誕生に我々は関与できないのであるから、生まれたということ自体、すでに「生きよ」という運命の結末なのである。死はその過程に必然的に表れてくるものであって、我々が考えることではない。
あらゆる男は、命をもらった死である。もらった命に名誉を与えること。それだけが、男にとって宿命と名づけられる。