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植松努

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植松努は1966年8月17日生まれの日本の技術者・実業家で、「下町ロケット」のモデルとなった人物です。北海道芦別市出身。1989年に北見工業大学工学部応用機械工学科を卒業後、菱友計算に入社しました。1994年に同社を退社し、父が経営する植松電機に入社、1999年に専務取締役に就任しました。2005年に人間力大賞グランプリを受賞し、2006年にカムイスペースワークスを設立、代表取締役社長に就任しました。2016年からは植松電機の代表取締役社長も務めています。NPO法人北海道宇宙科学技術創成センターの理事も兼任しています。

私は人間の本当の仕事は「より良くの追求」だと思っているからです。
「どうせ無理」という言葉は、人の可能性を奪います。興味を持たなくなり、やる前に諦め、考えなくなってしまいます。
自信を取り戻すためのとてもいい方法が一つだけあります。それは、「やったことないことやってみる」なんです。
教育というものは、死に至らない失敗を安全に経験させるためのものだったんです。
人は足りないから助け合えるんです。だからこそ足りないことをバカにしちゃいけないんです。
これからの日本を良くしていくためには、世界を良くしていくためには、やったことないことをやりたがる人、諦めない人、工夫する人が増えればいいんです。「どうせ無理」に負けない人が増えればいいんです。
この「どーせ無理」という言葉が、恐ろしい言葉なんだなと思いました。これは、人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。
夢をいっぱい持ちなさい。その夢を周りに語りなさい。
「だったらこうしてみたら?」という言葉は、人の可能性を広げます。やったことが無いことに挑戦し、あきらめず、より良くを求めるようになります。
実は生まれた時から諦め方を知っている人間なんてこの世に1人もいないんです。
いくらお金があっても、売ってないものは買えませんが、僕らはつくることができます。
実は人は足りないから助け合うことができるんです。足りてたらひとの助けなんか必要ないじゃないですか。
失敗した自分を、逃げた自分を、諦めた自分を責めないでください。そんなことする必要ないです。
いま僕が考える夢は、"できないことへの憧れ"なんですよ。言うなれば、届かなくて良いものなんです。
人間は生きてくためにはどうしても自信が必要なんです。
人間が生きてく上で大事なことは、できなかったことができるようになることなのかもしれません。
今できないことを追いかけることが、夢っていうんじゃないのかな。
僕にとって宇宙開発は僕の夢じゃないんです。僕にとって宇宙開発は僕の手段にすぎません。
「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」に。
もっと良いものを作ろうと思って、一生懸命研究して、努力している人たちがいるから、売ってもらえてるから、買うことができてる。
僕は生まれて初めて会社経営したんですが、びっくりするぐらい、いきなり大成功です。年商が10倍ぐらいになっちゃったんですよ。それで良い気になって大失敗です。2億円借金つくりました。
勉強すればするほど能力が身につくはずです。ところがせっかく身につけたその能力をなるべく使わないで楽をするために勉強するんだって言われたんです。そんなら勉強しなくて良いんじゃないのって思ってしまったんです。
僕を助けてくれたのは、ライト兄弟だったり、エジソンだったり、彼らも誰にも信じてもらえない人たちでした。
やってみなきゃわかんないはずなのに、やったこともない人が決めるのは変じゃないのかな。
お金は、値打ちが変わってしまうもんなんだよ。だから、下らない。お金があったら貯金なんかしないで、本を買いなさい。それは、誰にも盗られないし、新しいことを生み出すんだよ。
自分の未来や可能性を諦めてしまった人たちが、最後には人を殺して奪うようになるんだそうです。
真面目で優しくて責任感のある人ばっかり死んでしまうんです。死なないで欲しいんです。生き延びて欲しいんです。
学問っちゅうのは社会の問題を解決するために人類が生み出したものなんです。必死になって築き上げたものなんです。
そして、考えたんです。「夢ってなんだろう」って。できそうな夢しか、見ちゃダメなんでしょうか?
自分ができることがあればあるほど、それをしてあげられるから、仕事になるかもしれないっちゅうことなんです。
学問っちゅうのは誰かに評価されるためのものだったんでしょうか?とんでもない間違いですね。