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ミゲル・デ・セルバンテス

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セルバンテスは、スペインの近世の小説家で、『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』の著者として著名です。1547年9月29日にイダルゴ家の次男としてマドリード近郊のアルカラ・デ・エナーレスで生まれました。その後、軍隊に入り、肩書きなどが多くあり、また詩歌作家としても大いなる成果を残すなど、多彩な活躍をしました。

富を失う者は多くを失い、友人を失う者はさらに多くを失う。しかし、勇気を失う者はすべてを失うことになる。
自らの力で稼ぎ出せるものを、他人からもらおうとはするな。
安眠は心労の最大の療法である。
戒律を讃えるのと、それを守るのは別のことである。
分別よりも愚行の方が、とかく仲間や追随者を呼び寄せるものだ。
恋に悩む者なら誰でも、言葉が追いつかないほどの真情を吐露するものですよ。
つまらぬ財産を持つより、立派な希望を持つほうがマシだ。
家柄ってのは、世界にたった二つしかない。持てると持たざると、どっちかだ。
機知の切れ味を鈍らせまいと思うなら、あまり機知を鋭くしてはいけない。
死を見ること生のごとし。
太陽が照っているうちに乾草(ほしくさ)を作れ。
命のある限り、希望はあるものだ。
人間とは、己の行った仕事の子供である。
まあ、最悪の場合でも、善人ぶる偽善者のほうが、公然たる罪人よりもまし。
ももひきを濡らさずに鱒(ます)は釣れない。
神は悪人を許しはするが、けっして永劫ではない。
私は裸でこの世に来た。私は裸でこの世から出てゆかねばならぬ。
男は火で、女は麻屑(あさくず)である。悪魔がやってきてそれを吹きつける。
忘恩は慢心の落とし子である
掌中の雀のほうが、遠方に舞う鶴よりもましだ。
借りて支払うつもりのない者は、契約条件に気を配らない。
喜劇で一番難しい役は愚か者の役であり、それを演ずる役者は愚か者ではない。
君がだれと付き合っているかを言え。そうすれば、君がどんな男か言ってやろう。
まったくこの愛というやつはどんな大きな過ちの言いわけにもなりうるのです。
「そのうちやる」という名の通りを歩いて行き、行き着くところは「なにもしない」という名札のかかった家である。
女の言葉をとらえるのは、ウナギのしっぽをとらえるようなものだ。
狐は悪賢いが、それを捕らえる方はもっと悪賢い。
君の友人を教えなさい。そうすれば、君がどういう人間か言ってみせよう。
流れに逆らおうとしたところで無駄なことだ。流れに身をまかせれば、どんなに弱い人でも岸に流れ着く。
桶の水より、親切な言葉をかけるほうが、火はよく消える。
幸運はそれが失われるまで知られない。
女の言うことはくだらない。が、それを聞かない男は正気ではない。
女の忠告なんぞ取るに足らねえ。だけどそれに耳を貸さないやつは、ひどい阿呆(あほう)だと思うんですよ。
幸福は富そのものによって得られるのではなく、富を使って初めて得られるのだ。
正直は最善の策である。
退去は逃げることではない。
音楽のあるところには真の悪は存在できない。
パンさえあれば、たいていの悲しみには耐えられる。
卑劣な人間は、利益にならなければ、決して約束を守らない。
事実は真実の敵なり
自分ひとりで勝手に狂人になり、自分の狂気のなかに閉じこもっている分にゃ、それほど悪いこともなかろうさ。
空腹は世界中で最上の調味料である。
信仰の存在するところに神は存在する。
真の勇気というものは、極端な臆病と無鉄砲との中間にある。
ひとつのドアが閉まったときには、また別のドアが開く。
金持ちのたわごとは格言で通る。
どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。救いのない運命というものはない。災難に遭わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している。
子供というものは両親の分身ですぞ。したがって、よい子であろうと悪い子であろうと、われらに生命を与えてくれる魂を愛するように、愛さねばなりません。
古い牧草は燃やすのに骨が折れるが、その火を消すのはいっそう骨が折れる。
光り輝くものが全て金だとは限らない。
一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ。
よく準備してから戦いに臨めば、半ば勝ったも同然だ。
女が言う「イエス」と「ノー」の間には、通るのを妨げる鍵のかかった部屋はない。
嫌われもしないのに絶望しないで下さい。(人はあなたのことを)好きでも嫌いでもないのです。
女の「イエス」と女の「ノー」は同じようなものさ。そこに一線を引くなんて無謀なことだよ。
運命というものは、人をいかなる災難にあわせても、必ず一方の戸口をあけておいて、そこから救いの手を差しのべてくれるものだ。
自分のポケットの小銭は、他人のポケットの大金にまさる。
眠りは人間の思いをすべて覆うマントである。眠りを発明した人に幸あれ。
人並み以上に働かなければ、人と変わるところはない。
与えた者は沈黙を守れ。受け取った者は話したまえ。
どんな虫けらだって踏みつけられれば、何を!という格好をするものだ。
心の中で感謝するだけなら、本当の感謝ではない。自分は行動の中で感謝を示そう。
話は短くするに限る。長い話で面白いものは何ひとつとしてない。
人生ではすべてが良い。死さえも。
恋は不思議な眼鏡をかけている。銅を黄金に、貧しさを豊かさに変えて見せるような眼鏡をかけている。
好機は、それが去ってしまうまで気づかれないものだ。
神父は、賛美歌で食っている。
長い経験からの簡潔な格言。
我々が第一に戦わねばならぬ厄介な敵は、我々の内部にある。
有頂天の歓喜は常に悲哀に転ずる。
あなたのお仲間を見れば、あなたのお人柄がわかります。
手の中の一羽の鳥は、宿り木に止まっている二羽の鳥に匹敵する。