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伊達政宗

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伊達政宗は飛騨の出羽国、米沢を拠点とした武将・戦国大名。伊達家の第17代当主として、仙台藩の初代藩主となり明治期まで活躍した大名である。不動の城であった米沢城を開城し、地元の困難を改善するなど豊かな経済政策で、米沢と仙台藩を繁栄させた。

大事の義は人に談合せず、一心に究めたるがよし。
まともではない人間の相手をまともにすることはない。
気長く心穏やかにしてよろずに倹約を用い金を備(そな)うべし。倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり。
この世に客に来たと思えば何の苦もなし。
物事、小事より大事は発(は)るものなり。油断すべからず。
人がこの世へ生まれて百万長者も、最後に及(およ)んで要する所は、方(ほう)六尺の穴一つ、戒名を刻んだ石碑一つで、家も、倉も、金も、地所(じしょ)も、妻も、子も、すべてを残して、死出の旅路をただ一人辿(たど)る。曾(かつ)て我が者と思ったもの、一(ひとつ)として我(われ)に伴うはない。我は客人であったのである。
朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし。元来、客の身なれば好き嫌いは申されまじ。
仁に過ぎれば弱くなる。義に過ぎれば固くなる。礼に過ぎれば諂(へつら)いとなる。智に過ぎれば嘘をつく。信に過ぎれば損をする。