ドストエフスキー
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フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーは、19世紀ロシアの文豪であり、『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』などを代表作としている。作品は170以上の言語に翻訳されている。現代の預言書とも言われている。
もし他に方法がなければ乞食になってもいい。しかも乞食になったらその日から、手に入ったお金は自分のためにも、家族のためにも、無駄なことに絶対に浪費しないという徹底的な粘り強さ。――これさえあれば、人間は誰でも金持ちになれるものである。
自分はこの目の前に立っている犯罪者とまったく同じような罪人である。いや、自分こそ、この目の前に立っている人間の犯罪に対し、誰よりも先に重い罪があるのだと、みずから認識しないかぎり、この地上には犯罪者を裁くことのできる者は存在しないのだ。