五島昇
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五島昇は東京急行電鉄社長・会長、日本商工会議所会頭などを務め、財界及び文化界で多くの活躍をみせた人物である。五島昇は大正5年（1916年）8月21日、東京都神田区駿河台で五島慶太と万千代（旧姓久米）の長男として生まれる。学習院初等科、中等科、高等科を経て東京帝国大学経済学部を卒業し、学生時代は野球部に籍を置き捕手としてならしたが中途退部の後ゴルフ部へ転向する。第二次世界大戦中は陸軍大尉として軍務に就く。戦後は1948年（昭和23年）に新発足した東急横浜製作所（現・総合車両製作所）、京浜急行電鉄の取締役、1954年（昭和29年）に東急社長に就任。あわせてグループ各社の会長もしくは相談役、京王帝都電鉄（現・京王電鉄）、小田急電鉄の取締役、松竹、歌舞伎座の取締役相談役なども務め、死去するまで財界及び文化界で多くの活躍をみせた。'
