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井深大

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井深大は、ソニーの創業者の一人として有名である。1908年に栃木県上都賀郡日光町(のちの日光市)で生まれ、安城高校を卒業後、早稲田大学に入学した。その後、彼はソニーの設立者である盛田昭夫と共にソニー創業の元を歩み始める。井深大は、ソニーの重要なプロダクトであるウォークマンなどの設計に携わり、また弁理士や電子技術者としても多くの業績を残した。

人間として守らなければならないことは、親がいつも率先してお手本を示しながら、子どもにも守らせること。理屈でなく行動で教えること。
わが社には組織がない。今日の組織は明日の組織でなく、明日の組織も明後日はどうなるかわからない。だから組織づくりといえば、毎日が組織づくりである。いや毎日、会社そのものをつくっている。
むずかしいから、われわれがやる価値があるのだ。
育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない。
まず、強い目標を立てる。それを達成するためにあらゆる技術を動員する。「できそうだからやってみよう」というのとは大きな違いがある。
その筋が読めるか読めないか、いわゆる直観力が必要だ。
枠の中からどうやって飛び出すかが重要。技術に感性を結びつけると大きな飛躍ができる。
あらゆるいばらの道を切り開き、誰も手がけていない新しい創造に取り組め。
世の中に尽くすとか、他人のために何かするということは、お金ができてから、名声を得てからすることだと、考えるのはまちがいだと思います。あなたの周りを見渡せば、身近なところに誰にでも、やれることがいくらでもあるからです。
多くの場合、1歩先を歩む身近な先達(せんだつ)は、子どもの成長進歩にとって教師よりも大きな刺激となる。親が先達の1人として、子どもの好ましい競争者になりえたら、それに勝る教育法はないだろう。
立派な人間になるための一つの条件は、自分が心から尊敬できる人を持つことだろう。
アイデアが重要なのではない。一つのアイデアをどうやって、具体的にしていくかが重要だ。
一粒の麦も、地に落ちてはじめて多くの実を結ぶ。
一番のモットーは、他の人が既にやってしまったことはやらないこと。
この人にはこれだけしか能力がないなどと決めつけては、能力は引き出せません
新しいことをやれ。人の真似をするな!
常識と非常識がぶつかり合ったときに、イノベーションが生まれることがあるんです。
トライ・アンド・エラーを繰り返すことが、「経験」「蓄積」になる。独自のノウハウはそうやってできていく。
0歳から始まる、よい習慣のくり返しだけが、人間をつくる最大条件であろう。しかも、親の意識と努力と忍耐だけが、それを可能にするのである。
発明はタネ。まずはタネを探すこと。それ以上にそのタネを育て上げることが必要だ。
人生で一番の幸福は仕事と趣味が一致すること。その仕事に興味がもてなかったら早く足を洗う。
自分が思ったことを通していくと、それがやがて真理になっていく
本当の経営者は、来年、再来年に何をやるかというときに、だんだん広げていくのじゃなしに、だんだん狭めていく。そこに集中するために、いらんことはやめていく。そうでなければ集中できない。
企業にとって重要なのは、発明より革新だ。
もちろん学校の勉強は大事だし、知識を深めて上の学校に進むのも大事だけれど、もっともっと大事なのは、心の大きな人間になってほしいということです。
反省すべきことは恐れることなく原因を調べ、その結果改善すべき点があれば、どしどし改革していく。
自分の幸福を考えるとともに、他人の幸福を考える。そうした生きる姿勢が、自分の職場生活をより楽しく豊かなものにし、家庭生活をもうるおいあるものにする。そして、ひいては豊かな社会を作っていくことにつながると言えましょう。
(若い方がたにぜひ伝えたいことの)もう一つは、しっかりした生きるよりどころをぜひ持ってもらいたいということです。それは、宗教でも、好きな作家でも、論語などというようなものであっても、尊敬する先輩であってもよい。自分が生きていく上での参考書、自分を肯定し、常に激励してくれる人を持つということ、これは人生をより豊かに、幸福に満ちたりたものにする秘訣ではないか、と思います。
(社員ではなく)中小企業の社長になったつもりで考えろ。
「物」だけで「もの」を考える時代は終わった。これからは「心」と「意識」を考えたものづくりの時代だ。
技術革新のネタは企業や大学でなく市場にある。
トップに立つ人は、泥をかぶる覚悟で仕事に立ち向かえ。それでだめだったら潔くシャッポを脱いで謝る。ただ責任ということで、けじめをつけようとすることは間違いだ。
人柄や能力は、子供のころの体験が大事。好奇心や冒険心を育てることが、豊かな人間を作るのだ。
日本初、世界初のものを創ってこそ、人より一歩先に進むことができるのだ。
革新は、実はたわいのない夢を大切にすることから生まれる。
本当の経営者は、来年、再来年に何をやろうかと言うときに、ターゲットを広げず、むしろ狭めていく。そこに集中するために、無駄を省いていくのだ。
両親がひたむきに生きる姿自体が、どんな幼い子にも素晴らしい影響を与えるのです。
ある商品の成功への貢献度をウエイト付けすれば、発明の比重は1、開発は10、商品化は100。
仕事の報酬は仕事だよ。
若い方がたにぜひ伝えたいことが二つあります。その一つは、自分自身を大切にすること、自分を生かすということと合わせて、それと同じくらいのウエイトで、他人(ひと)のために、社会のために何かできることはないかということを考えていただきたい。また、そういう気持ちをぜひ持っていただきたいということです。
ものの種類であれ、つくり方であれ、売り方であれ、新しいものを考案しよう。人真似、猿真似はやめておこう、真似では勝利は得られない。
インベンション(発明)とイノベーション(革新)──発音は似ていても二つのことばの間には相当の違いがある。インベンションとは、エジソンが電灯を考えついたように原理そのものから新しいモノを作ることだが、イノベーションはその商品性あるいは製造法にさらに磨きをかけることである。企業にとって今、より重要なのはインベンションよりもイノベーションである。
プロジェクトを組むときに大切なことは二つ。「キーマン」を見つける。そしてその人がやる気になるよう「説得」する。それができれば、目的は半ば達成したようなものである。
書店の本棚を眺め、自分に改革を起こしてくれそうな本や私に見つけられるのを待っているような本を買うのが楽しみ。
人真似をしない、新しいことを手がけよう。それは大変なことだが、一つ乗り越えると新しい境地が必ず開けるから。
世界平和を真剣に希求するならば、これからの世代をになう幼児たちの教育にもっと重点をおき、むしろ、それに賭けるくらいの心がけが必要なのではないでしょうか。
積み重ね方式でこれが出来たからこれにしよう、その次はこれをやろうというのでは、とうてい出来っこない。
勝手な議論ができる経済同友会のほうが肌に合う。経団連というのは話し合いの場で、どうやって競争しないかを決める団体だから。