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春日潜庵

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春日潜庵は日本の幕末から明治初期の地下人・儒学者、政治家であり、初代奈良県知事も務めた。朱子学と陽明学を学び、讃岐守となり安政の大獄に赴き、その後文久2年(1862年12月-1863年1月)に特赦を受けた。明治維新後、慶応4年2月(1868年)に久我通久が大和国鎮撫総督に任じられ奈良県知事として就任した。

いかに弱き人といえども、その全力を単一の目的に集中すれば必ずその事を成し得べし。
人生劈頭(へきとう)一個の事あり、立志これなり。
自ら責むること厚ければ、何ぞ人を責むる暇あらんや。
怠惰の時は怠惰を知らず。