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河井寛次郎

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河井寛次郎は、1890年(明治23年)安来町(現安来市)に誕生した日本の陶芸家である。松江中学を経て、1910年東京高等工業学校(現東京工業大学)窯業科へ入学し、師弟関係を重んじる陶工の世界に新しい世代の陶工となる。京都市陶磁器試験場で、1万種以上の釉薬の研究や、中国陶磁の模倣や研究を行った。同時に彫刻、デザイン、書、詩、詞、随筆などの分野の作品も残している。

(現代人は)底辺の短い鋭角系の二等辺三角形だ。底辺を大地にしっかり根を下ろさないと、いい仕事をなすことはできない。
この世は自分を探しに来たところ、この世は自分を見に来たところ。
美を追っかける仕事と、美が追っかける仕事。
暮らしが仕事 仕事が暮らし
私は木の中にいる、石の中にいる、鉄や真鍮の中にもいる、人の中にもいる。一度も見た事のない私が沢山いる。始終こんな私は出してくれとせがむ。私はそれを掘り出したい。出してやりたい。
過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今。
すきなものの中に必ず私はいる。
鳥が選んだ枝、枝が待っていた鳥
新しい自分が見たいのだ──仕事する
手霊足魂
手考足思
私は習慣から身をねじる、未だ見ぬ私が見たいから。