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孔子・論語

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『論語』とは、孔子とその高弟の言行をまとめた儒教の経典のひとつで、朱子学の「四書」の一つに数えられます。全文は短いが、内容が深いことから、歴史上で最もよく読まれた書物の一つであり、市民・農民にも教科書として読まれました。

三たび思いて後(のち)これを行う
貧しくして諂(へつら)うこと無く、富みて驕ること無し
三思(さんし)して後(のち)行う。
行くに径に由らず行不由径
君子は和(わ)して同(どう)ぜず、小人は同じて和せず。
過ちては則(すなは)ち改むるに憚(はばか)ることなかれ。
師の跡を求めず、師の求めたるところを求めよ。
遇と不遇とは時なり。
自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される。
貧に処するは逆境なるが故(ゆえ)に難(かた)く、富に処するは順境なるが故に易(やす)し。
罪の疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす。
曾子(そうし)曰く、吾(われ)、日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀(はか)りて忠ならざるか。朋友と交わりて信ならざるか。習わざるを伝うるか。
人を誉めるなら、陰ぼめがいい。
君子は言(げん)をもって人を挙げず、人をもって言を廃せず。
死生(しせい)命(めい)あり富貴(ふうき)天にあり
問うことを好めば即ち裕。
知って問うは礼なり
直(ちょく)にして礼なければ即ち絞(こう)す
父父たれば、子も子たり。
人を使うに及んでは器(うつわ)のままにす
知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず。
義を見てせざるは勇無きなり
学んで思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し、思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し。
生死は命(めい)にありて富貴(ふうき)は天にあり
忠告してこれを善道し、不可なれば則ち止む。自ら辱しめらるることなかれ。
過(あやま)ちて改めざる、これを過ちという。
辞(じ)は達せんのみ。
不当な目にあったことは、あなたがそれを覚えていない限りなんでもないことなのだ。
父は子の為に隠し、子は父の為に隠す。直きことその中に在り。
吾十有五にして学に志し、三十にして立つ。四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)う。七十にして、心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず。
民、信なくんば立たず。
故きを温ねて新しきを知れば以(も)って師たるべし。
死して後已む
止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。
刑は刑無きに期す。
朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆう)べに死すとも可なり
一を聞いて十を知る。
君子は平安でのびのびしているが、小人はいつでもくよくよしている。
小過を赦(ゆる)して賢才を挙ぐ。
女性は男、特に仁徳を求めようとする者にとっては一番の修行の邪魔である。なぜなら女性はすぐに感情に訴え、その感情には並大抵の修行では打ち勝てないからである。
天をうらまず、人をとがめず、勉強して人事を知り、天を知る。そして天のみは私を知っている。
君子、博(ひろ)く、文を学び、これを約するに礼を以てす。(四字熟語表記)博文約礼
徳ある者は必らず言あり。言ある者は必らずしも徳あらず。仁者(じんしゃ)は必らず勇あり。勇者は必らずしも仁あらず。
小人(しょうじん)の過(あやま)つや必ず文(かざ)る。
先ずその言を行い、しかる後にこれに従う。
性相(せいあい)近し、習い相遠し。
良薬は口に苦くして病に利あり。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。
信無くんば立たず
利によりて行えば、怨み多し。
巧言令色、鮮(すく)なし仁。
之(こ)れを知る者は、之れを好む者に如(し)かず。之れを好む者は、之れを楽しむ者に如かず。
己(おのれ)の欲せざる所は人に施すなかれ。
朋(とも)有り遠方より来たる、亦(また)楽しからずや。
寛(かん)なればすなわち衆を得(う)。
志定まらざれば、機定まらず。志定まれば、気さかんなり。
学びて時に之を習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや
良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか。
徳はそれ自身の報いなり。
君子の九思──1.見るときにははっきり見る。2.聞くときにはこまかく聞きとる。3.顔つきはおだやかに。4.姿はうやうやしく。5.ことばは誠実で。6.仕事は慎重に。7.疑わしいことは質問すること。8.怒りにはあとのめんどうを思いなさい。9.利徳を前にしては道義を思う。
高貴な人間は自分自身に、平俗な人間は他人に、要求を課する。
鶏(とり)を割(さ)くにいずくんぞ牛刀を用いん
悪に報いるには正義をもってし、善に報いるには善をもってせよ。
過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如(ごと)し。
本立ちて道生ず
之(これ)を如何(いかん)せん、之を如何せんと曰(い)はざる者は、吾(われ)之を如何ともすることなきのみ。
その人を知らざれば、その友を見よ。
君子多(た)ならんや、多ならざるなり。
速やかならん事を欲すれば則ち達せず。
曾子(そうし)曰く、吾(われ)日に吾(わ)が身を三省す、人の為に謀(はか)りて忠ならざる乎(か)、朋友と交わりて信ならざる乎、習わざるを伝うる乎。
汝の愛するものを仕事に選べ。そうすれば生涯一日たりとも働かなくてすむであろう。
人の己を知らざることを患(うれ)えず、人を知らざることを患う。
道は人に遠からず。人の道をなして人に遠きは、もって道とすべからず。
上知(じょうち)と下愚(かぐ)とは移らず。
知っていることを知っているとし、知らないことは知らないこととする。それが知るということだ。
君子は言に少なくして、行いに敏ならん。
終身善を為し、一言則ち之を破る。
己(おのれ)達せんと欲して人を達せしむ。
物事を迅速にしたいと、望んではならない。小さな利点に目をとめてはならない。物事を早く行うことばかり望むと、十分になすことができない。小さな利点にとらわれると、大きな仕事が達成できない。
徳は孤ならず、必ず隣(となり)有り。
小利を見れば則ち大事成らず。
備わるを一人に求むるなかれ。
賢ければ、ぼけよ。
唯女人と小人とは、養い難いとなす。これを近づくれば、不遜なり。これを遠ざくれば則ち怨む。
人至って賢くなれば友なし。
習慣は自然の若(ごと)し。
学べば即ち固ならず
我れ三人行えば必ず我が師を得(う)。
二度と帰らぬものは過ぎ去った歳月である。二度と会うことができないのは死んでしまった親である
最も賢い者と最も愚かなものだけが、決して変わることがない。
温故知新(おんこちしん)=故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る
一人にすべての資質を求めるな。
君子は人の美を成し、人の悪は成さず。小人は是(これ)に反す。
後生畏(おそ)るべし。いずくんぞ来春の今に如(し)からざるを知らんや。四十五十にして聞こゆること無ければ斯(こ)れ又畏るるに足らず。
剛毅(ごうき)木訥(ぼくとつ)仁に近し。
十人が十人とも悪くいう奴、これは善人であろうはずはない。だからといって十人が十人ともよくいう奴、これも善人とは違う。
われ未(いま)だ生を知らず、いずくんぞ死を知らんや。
鳥の将(まさ)に死なんとする、その鳴くや哀し。人の将に死なんとする、その言うや善し。
「真の贈り物」とは、見返りを期待しない贈り物のことだ。
一を以て之を貫く
小(しょう)忍ばざれば則(すなわ)ち大謀を乱る。